
■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 サッカー男子 決勝戦前日会見、公開練習(2日)
21歳以下のサッカー男子日本代表の決勝が行われるのを前に2日、日本が前日練習を行い冒頭15分のみ報道陣に公開された。声を掛け合いながら基礎トレーニングや強度の高い練習を行った日本。明日の大一番に向け主将の市原吏音(21)は「負けられない相手なので、絶対勝ちたい」と意気込みを語った。
今大会ここまで5試合を戦ってきたチームについて「雰囲気はめちゃくちゃいいと思いますし、本当に自信と活気に満ちあふれているグループ」と話す市原。韓国は直近2大会(23年杭州大会、18年ジャカルタ大会)の決勝で対戦し、敗れている相手。今回は23歳以下の代表かつオーバーエイジ枠を使って挑んでくる韓国に市原は「海外でやってる選手もいますし、あとはいろんなものを背負って戦ってくると思いますけど、僕たち自国開催ですし、ずっと韓国に負けて優勝を逃しているので、先輩たちの借りではないですけど、そういうのもしっかり倒して返していきたい」と力強く意気込んだ。
PK戦(9-8)の末勝利を手繰り寄せた準決勝・ウズベキスタン戦で、キャプテンマークを託され途中出場をした大関友翔(21)は「中2日で移動もありましたけど、ただもうコンディションとかきついとか言ってられる状況でもないんで、決勝に向けてしっかり頑張りたい」とすぐに気持ちは切り替えたと話し、「本当に実力あるチームだと思いますけど、ただ本当に韓国だけには負けちゃいけない。絶対優勝したいと思いますし、(ファン、サポーターから)本当にたくさんの力を貰っているので、皆さんに優勝という形で返せるように頑張りたいと思います」と話した。
ウズベキスタン戦で攻撃のリズムを作った横山夢樹(21)は、「自分の特徴はドリブルだったりスピードで相手を抜きさることなので、自分の特徴を決勝戦でもしっかり最初から出していきたい」と決勝戦でも積極的な攻めをすると話した。
同日午前中に行われた前日会見に出席した日本の大岩剛監督(54)は、「決勝戦、非常に楽しみにしています」と決戦前に自信をのぞかせた。前回大会も代表を率いた大岩監督。“リベンジマッチ”となる一戦について「我々は若い選手たちで、チャレンジャーの気持ちでずっとこの大会をやってきましたので、その気持ちを決勝戦まで全員で持ちながら、最後までやり切りたい。勝つための準備をしてチャレンジしていきたいなという風に思っています」と述べた。
一方、3連覇中の韓国を率いるイ・ミンソン監督は「日本のサッカーは以前と違って、短いパス中心の細やかなサッカーをしていたが、今はパワフルな力勝負なども兼ね備えています。パフォーマンスの側面ではかなりある一定の水準に上がっているチームだと思います」と日本を評価。
決勝を前にイ監督は「この一試合のために多くの時間を費やしてきました。選手たちと今日の最後のミーティングを通し日本に対応できる方法を探して、明日の試合に向けしっかり準備し、私たちが目標とする金メダルを獲得できるよう最善を尽くします」と冷静な口調で日本戦に挑むと意気込んだ。
2010年広州大会以来16年ぶりの金メダルを目指し、日本は宿命の相手・韓国と3日の決勝で激突する。
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