日本維新の会の前原共同代表は、新年度予算案に賛成するかどうかを「来週の中ごろ」に決める考えを明らかにしました。

日本維新の会は、政府の新年度予算案に賛成する条件として、今年4月からの公立と私立の高校授業料の無償化に加えて、現役世代の「社会保険料の引き下げ」を求め、与党側との交渉を進めています。

日本維新の会　前原誠司 共同代表
「来週の中ごろには、やはり我々として、予算の賛否は決めなくてはいけないという時期に来るんではないかと思っています」

前原共同代表は、12日に開かれた党の役員会で「我々が要求している内容は一切変わっていない」と強調したうえで、来週中ごろに予算案への賛否を決める考えを示しました。

高校授業料の無償化をめぐっては、自民・公明・維新の政策責任者が国会内で会談しました。

自民党　小野寺五典 政調会長
「各党との協議の中である程度残された論点も絞られてきておりますので、私どもとしてはさらに協議を進めていきたい」

日本維新の会　青柳仁士 政調会長
「我々からの要望事項改めてお伝えした上で様々な回答をいただいて、これからの論点が絞られてきた」

3党は週内に再び会談し、詰めの協議をおこないたい考えです。

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