火災が長引くことで、地元の主力産業である漁業などへの影響を心配する声も上がっています。大船渡市の細浦漁港から中継です。
岩手県内では今月25日から春の風物詩・イサダ漁が解禁されましたが、きょうの朝からこちらの漁港では、船がとまったままになっています。関係者にお話を聞くと、今年はまだイサダ漁に出ていないのだといいます。
漁港のある松崎町は避難指示の出ていない地域ではありますが、関係者の方は「ともに漁をする仲間たちが被害を受けている中で、自分たちだけが漁に出てはいられない」と話していました。
現在、延焼が続く綾里地区には多くの漁業関係者が住んでいますが、家を失った人もいるということで、関係者の間でも連絡をとりづらい状況だということです。
また、避難指示が出た地域から船を避難させる動きも出ています。
きょう昼前に、こちらの港にも綾里地区から1隻の船が入ってきました。お話をうかがうと、火災によって綾里漁港から赤崎に一度、船を移動させたものの、きのう風向きが変わって、再び危険な状況になったため、二度目の避難として、この漁港に船を避難させたということです。きょうは大船渡市内の避難所で過ごすと、疲れた様子で話していました。
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