E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > iPS細胞でパーキンソン病の症状が改善 一部患者の運動機能など 安全性と有効性を確認 京都大学が発表

iPS細胞でパーキンソン病の症状が改善 一部患者の運動機能など 安全性と有効性を確認 京都大学が発表

国内
2025-04-17 12:06

京都大学は、iPS細胞から作った細胞をパーキンソン病患者に移植し、一部の患者で症状が改善したと発表しました。


発表したのは、京都大学iPS細胞研究所の研究チームです。


難病パーキンソン病は脳内で情報伝達を担う「ドーパミン」を作り出す細胞が減り、手足がふるえたり体がこわばったりする難病で、現在、根本的な治療法はありません。


研究チームはiPS細胞から「ドーパミン」のもととなる細胞を作り、患者7人の脳内に移植したところ、一部の患者に運動機能などの改善がみられ、安全性と有効性が確認できたということです。


京都大学iPS細胞研究所 高橋淳 教授
「よくなった患者さんがいたのは素直にうれしい。気持ちとしては1日も早く患者さんに治療を届けたい」


今年度中に条件・期限付きの承認を得て、実用化に向けて治験を進める方針です。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ