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日本の20代女性の5人に1人が「低体重・低栄養症候群」 過度な“やせ願望”に日本肥満学会が警鐘

国内
2025-04-17 17:29

女性のやせ過ぎや栄養不足は骨密度の低下や月経周期の異常などの健康障害を引き起こすとして、日本肥満学会が過度な「やせ願望」に警鐘を鳴らしました。


日本では、20代女性の5人に1人が肥満度を示すBMIが18.5未満の低体重(痩せ)とされていて、先進国の中でも特に高い割合となっています。


若い女性のやせ過ぎや栄養不足は、▼骨密度の低下、▼月経周期の異常などの健康障害、▼不妊や生まれてくる子どもの健康に影響を及ぼす可能性があります。


そのため、日本肥満学会はきょう、会見を開き、「女性の低体重/低栄養症候群」を新たな症候群として位置付けるためのワーキンググループを立ち上げると発表しました。今後、診断の基準や治療法を確立するための研究などを進めていくということです。


日本肥満学会は、やせている女性が多い背景として、▼SNSやファッション誌などのメディアの影響で、「やせていることが美しい」という価値観が浸透し、特に若い女性の間で「やせ願望」が高まっていることや、▼貧困により十分な食事をとれていないなどの社会的な要因があると指摘。過度な食事制限や偏った食生活が長期化すると健康障害を招きやすくなるとして、過度な「やせ願望」に警鐘を鳴らしました。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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