6月最終日のきょうも、まるで真夏のような強い日差しで、全国的に気温が上がりました。内陸を中心に猛暑日の地点が続出し、特に京都の福知山では37.8℃まで上がったほか、岐阜県の多治見で37.4℃、群馬県の館林や伊勢崎、埼玉県の熊谷で37.1℃と、体温超えの暑さとなりました。また、東京の最高気温は33.2℃と6月13回目の真夏日に。6月としては過去最多を更新しました。

あすにかけても、日本列島はおおむね高気圧に覆われますが、暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、気温が上がって大気の状態が不安定になるでしょう。午後は広く局地的に雨雲が湧いて、夜にかけて内陸を中心に雨が降りやすくなりそうです。昼過ぎから夕方にかけては、西日本と東日本で発雷確率が高くなっています。特に関東甲信地方の内陸で75％以上と、発雷確率が非常に高くなっていますので、急な雷雨にご注意ください。

【あすの各地の予想最高気温】
札幌　：29℃　  釧路　：24℃
青森　：28℃　  盛岡　：31℃
仙台　：31℃　  新潟　：30℃
長野　：31℃　  金沢　：32℃
名古屋：36℃　  東京　：33℃
大阪　：35℃　  岡山　：36℃
広島　：34℃　  松江　：34℃
高知　：33℃　  福岡　：31℃
鹿児島：35℃　  那覇　：34℃

あすも暑くなりますので、熱中症には十分ご注意ください。また、東京から西では、今夜からあす朝にかけてもあまり気温が下がらず、広く最低気温が25℃以上の熱帯夜となりそうです。夜間の熱中症にも注意が必要です。

梅雨明けしている西日本では、週末にかけて晴れの天気が続くでしょう。ただ、大気の不安定な状態も続きますので、晴れていても天気が急変するおそれがあります。そして東日本では、水曜日から金曜日にかけて曇りや雨のスッキリしない天気のところが多いでしょう。あさって（水）は、西日本・東日本に加え、東北にも発雷確率の高い範囲が広がります。今週は全国的に暑さと天気の急変に注意が必要な一週間となりそうです。

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