
筋萎縮性側索硬化症=ALSの患者を本人からの依頼で殺害したとして嘱託殺人などの罪に問われた元医師の山本直樹被告(48)の裁判で、最高裁は山本被告の上告を退ける決定をしました。決定は7日付で、山本被告に懲役2年6か月を命じた1、2審の判決が確定することになります。
山本被告は2019年、知人の医師と共謀し、ALSの女性患者(当時51)から依頼を受け、胃ろうから薬物を注入して殺害した嘱託殺人などの罪に問われています。
山本被告側は無罪を主張していましたが、1審の京都地裁は懲役2年6か月の実刑判決を言い渡し、2審の大阪高裁は山本被告側の控訴を棄却していました。
山本被告は2011年に知人の医師と共謀して当時77歳の自身の父親を殺害した罪でも起訴されていて、去年7月に懲役13年の実刑判決が確定しています。
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