きのう夕方、福岡県大牟田市の化学工場から塩素系の有毒ガスが漏れ出し、男女42人が吐き気などを訴え病院に運ばれました。
【写真を見る】化学工場から塩素系の有毒ガスが漏れ出し、42人が吐き気など訴え病院搬送 ガスが滞留している可能性もあるとして注意呼びかけ 福岡・大牟田市
記者
「ガス漏れがあった工場では現在も救急車両が止まっています」
きのう午後6時ごろ、福岡県大牟田市の三井化学大牟田工場の周辺で「硫黄のような臭いがする」と通行人から警察に通報がありました。
工場によりますと、ガスが漏れ出したのはウレタンの原料を作るプラントで、周辺住民など42人が体調不良を訴え病院に運ばれましたが、重症者はいないということです。
およそ2時間後にガス漏れは止まったものの、ガスが滞留している可能性もあるとして市が注意を呼びかけています。
これを受けて、市内で行われていた「おおむた大蛇山まつり」が中止となりました。
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