不動産管理会社「ハナマサ」の社長になったと装う目的で偽造した株式譲渡契約書などを裁判所に提出したなどとして、捜査員らに「稀代の詐欺師」と呼ばれた男ら3人が逮捕されました。
有価証券偽造などの疑いで逮捕されたのは、東京・渋谷区の松沢泰生容疑者(74)ら男女3人です。3人はおととし3月と去年1月、ニセの株式譲渡契約書と株券を東京地裁に提出し、行使した疑いなどがもたれています。
警視庁によりますと、松沢容疑者は、ニセの書類で「ハナマサ」の社長になったと装い、「ハナマサ」の所有する埼玉県のおよそ4万平米の土地を無断でおよそ10億円で売却し、このうち8億円あまりを自身の関連会社に流していたということです。
「ハナマサ」の元社長が、実際は行われていない臨時株主総会が開かれたことになっていることを不審に思って警視庁に相談し、事件が発覚しました。
松沢容疑者は、捜査員の間で「稀代の詐欺師」と呼ばれていました。警視庁は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていません。
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