1日は、師走とは思えないほど全国的に気温が高くなりました。ただ、このあとは真冬の寒気、そして乾燥にも注意が必要です。
今年も残すところ、1か月。街は慌ただしさを増し、人々は新しい年を迎える準備に追われ始めます。
千葉県成田市の成田山新勝寺では、初詣の人たちを迎えるための大しめ縄作りが進められています。
岡山市では、来年の無病息災を祈る『お火たき大祭』が始まりました。訪れた人たちは持参したお札などを炎に投げ入れ、神妙な面持ちで手を合わせていました。
高知県四万十市を流れる『四万十川』。きょうは早朝から多くの人が訪れていました。みなさんのお目当ては、産卵のために川をくだってくる『落ちアユ』です。
きょうから『落ちアユ漁』が解禁。みなさん、楽しみにしていたようで…
地元の釣り人
「落ちアユは特に昔から漁師にとっては楽しみの一つですのでね。きょうのために早く寝たが、眠れなかったですね。気になりながら」
師走スタートのきょうは、季節外れの暖かさとなりました。
50代
「暑いです。コートもいらないです」
「暑すぎるぐらいですね、冬とは思えない」
きょう、東京都心の最高気温は20℃まであがりました。これは10月下旬並みだということです。
ところが、暖かいのはここまで。週後半は全国的に真冬の寒さになりそうです。
乾燥が気になる、この季節。いま各地でインフルエンザの感染者数が増えていますが、その初期症状として多いのが…
50代
「のどね、乾燥してインフルエンザかかりました。のど痛いから、せきが出るようになって、そこから熱がガッと39℃を超す熱が出た」
2人は、のどの痛みを感じたあと『インフルエンザ』に感染。その後、家族も全員感染したといいます。
都内のクリニックでも同様の症状を訴える患者が増えていると話します。
この日、クリニックを訪れた女性も…
院長
「どんな症状でした?」
患者
「微熱で、37度5分とか、のどが痛い」
院長
「乾燥して、そういうのも感染に影響する可能性がね。のど、ちょっと腫れているかもしれませんね、ちょっと赤みがあって」
検査の結果…
院長
「インフルエンザのA型が陽性でした」
乾燥を感じる日が多くなってきましたが、インフルエンザなどを予防するには部屋を加湿し、乾燥状態にしないこと。これが1番大事だと話します。
今年は感染スピードが早いため、マスクの着用を呼びかけています。
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