女子高校生にわいせつな写真や動画を送らせ拡散したなどとして、全国屈指の野球の強豪校・日大三高の野球部員2人が書類送検されました。動画は数十人に拡散された可能性があるということです。
去年、夏の甲子園で準優勝した日本大学第三高校。わいせつな動画の拡散は、その夏の大会の前後で行われていたとみられます。
女子高校生(15)の家族
「娘のわいせつな動画が拡散されているようで心配だ」
きっかけは去年10月。15歳の女子高校生の家族からの相談でした。
記者
「野球部員らはLINEなどを使って、女子高校生のわいせつな動画を拡散させていたということです」
警視庁によりますと、17歳の野球部員は去年春ごろ、女子高校生にわいせつな動画や写真を撮らせて送信させたうえ、動画の1つを16歳の野球部員に提供。その16歳の部員が動画を別の部員に送信したと見られていて、2人は児童ポルノ禁止法違反の疑いで、きょう書類送検されました。
野球部員は女子高校生に「絶対に消すから」と伝えていましたが、その後、動画は部内で拡散され、数十人規模が見た可能性があるとされています。
部員たちの間で広まった性的な画像。専門家はこう指摘します。
子どもの性被害に詳しい 追手門学院大学・櫻井鼓 教授
「ちょっとした性的な関心であったりとか、こういうものを仲間内でシェアしたら、ある意味“面白い”、そういう感覚で共有してしまう。こんなものを持っているという、ある意味の優越感。その中で広まっていってしまうということはある」
罪の意識が薄いまま拡散させ、深刻な事態になるケースが相次いでいるといいます。
子どもの性被害に詳しい 追手門学院大学・櫻井鼓 教授
「画像の拡散というのは、もう永遠に消えることがないかもしれない。被害にあった子どものメンタルヘルスにとても悪い」
今回、動画の外部への流出は確認されていないということですが、男子部員2人は警視庁の調べに「やってはいけないことをやってしまった。謝罪したい」などと話しているということです。
日大三高は野球部の活動を休止し、「ご心配をおかけしてしまい申し訳ございません。生徒たちの処分については今後、検討していきたい」とコメントしています。
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