
自民党の党大会で現役の陸上自衛隊員が国歌を斉唱したのは政治的な行為を制限する自衛隊法に違反するとして、市民団体がきょう、東京地検に刑事告発しました。
この問題は、4月12日に開かれた自民党の党大会で陸上自衛隊・音楽隊の制服を着た現役の自衛官が国歌を斉唱したものです。
自衛隊法では、投票などの選挙権の行使をのぞく自衛隊員の政治的行為を制限していることから、野党からは「政治的中立を損ねている」と問題視する声が上がっています。
小泉防衛大臣はこの指摘について、「国歌斉唱は政治的行為でない」とし、高市総理も同様の考えを示しています。
こうしたなか、市民団体がきょう、都内で記者会見を開き、自民党の党大会での国歌斉唱は政治的な行為を制限する自衛隊法に違反するとして、陸上自衛隊員ら4人を東京地検に刑事告発したことを明らかにしました。
告発を受けたのは、▼国歌を斉唱した陸上自衛隊・音楽隊の隊員のほか、▼陸上幕僚長、▼小泉防衛大臣、それに、▼高市総理の4人です。
告発状では、現役自衛官による党大会での国歌斉唱は「党大会を成功させる目的のため、党の宣伝、党勢拡大に協力するものであり、自衛隊員として自民党を支持するに等しい目的を持った政治的行為だ」とし、陸上幕僚長や小泉防衛大臣らには自衛官を統括する立場にあり、「責任を免れない」としています。
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