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GWにも出没「後ろを向いたらクマが…」4月ツキノワグマによる死者は約20年で初の“異例”の事態…観光地でも“音バリア”・ドローンで対策

国内
2026-05-01 22:42

クマの出没が後を絶ちません。ツキノワグマに襲われ4月に死者が出るのは、約20年間で初めてのこと。異例の事態に、GWの観光地でも対応を迫られています。


【写真を見る】クマからヒトを守るため 巡回する四足歩行のAIロボット


「明日は我が身」犬の散歩中、妻が体重86キロのクマに襲われ…

高齢者施設に現れたのは、体長1メートルほどのクマ。青森県階上町の住宅街でも…


カメラを設置している住人
「(クマが通った)40秒後には学生が歩いていた。危ないなと」


4月29日に秋田市の港で撮影された画像には、パイプラインの上を歩くクマが写っています。


クマを目撃した人
「後ろ向いたらクマがいる。それ見て怖くて」


ゴールデンウイーク中に詰めかけた、約100人の釣り人らが避難する事態となりました。

人が襲われる深刻な被害も起きています。富山市では4月29日、犬の散歩をしていた40代の女性が、用水路から突然現れたクマに襲われました。


クマに襲われた女性の夫
「(妻は)ICUに入ってたんですけど、傷はそこまで。頭蓋骨骨折とかまではいってないから。やっぱり他人事だと思っていたけど、『明日は我が身』って感じですね」


駆除されたクマは、体長約150センチ、体重は86キロ、オスの成獣でした。


4月にクマによる死者…統計開始以来初の事態 GWで賑わう京都でも目撃

JNNのまとめでは、クマに襲われてけがをした人は4月だけで3人、亡くなった人は1人。

岩手県紫波町で、警察官がクマに襲われた現場の近くで、50代の女性の遺体が発見されました。


環境省によると、ツキノワグマによる死者が4月に出たのは2007年の統計開始以来、初めてのこと。つまり、約20年で初めてとなる“異例の事態”です。

ゴールデンウイークでさらに賑わいをみせる京都。

警察によると、4月28日、京都市にある景勝地・清滝川沿いの路上で3頭のクマが目撃されました。


観光客
「怖いですね」
「ここら辺、言われたら確かに山かもしれない」


岐阜県飛騨市で、廃線になった線路の上を自転車で走る『ガッタンゴー』。

この春はまだ目撃情報はないということですが、バイクのクラクションを大きな音が出るものに変更。

クマが出没した場合、素早く対処できるよう自転車同士の間隔も50メートルから20メートルに縮めるなどしているといいます。


クマ対策最前線! クマが嫌う高周波や四足歩行のAIロボットも

2025年、外国人観光客がクマに襲われてけがをした世界遺産・白川郷では、ゴールデンウイークを前に対策に乗り出しました。


新たに導入されたのが『熊ソニック』。
装置からクマが嫌う高周波を約200メートルの範囲に出し、クマを近寄らせないようにするといいます。これを、白川郷周辺に10台設置。


T.M.WORKS 轟秀明 社長
「富山県の南砺市とか長野市とか、全く同じ機器を設置している場所では、設置後一度も(クマが)現れていない」


さらに、岩手県北上市のキャンプ場では、上空からドローンによる警戒を実施。ドローンに搭載されたスピーカーで空から注意を呼びかけるなど、利用者の安全確保に努めています。


さらに、実証実験が進むのが、人間の代わりにクマを追い払ってくれる四足歩行のAIロボット、その名も『KUMAKARA MAMORU(クマから守る)』。


赤外線サーマルカメラが、夜間や藪の中でも熱源でクマを検知すると、大きな音や強い光で威嚇し、山へと誘導します。

行楽シーズンを迎え、各地で模索が続いています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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