非常に強い台風7号に続き、23日、日本の南で台風8号が発生しました。
このダブル台風が、週末にかけ日本に接近。特に7号は、沖縄から西日本・東日本にかなり近づく見込みで、警戒が必要です。(2026年6月23日午後5時頃放送)
“ダブル台風”の最新進路は?週末に西日本・東日本に影響か
坂口愛美 気象予報士:
日本列島付近には、梅雨前線による帯状の雲があります。そしてフィリピンの東には「台風7号」、さらに23日朝に「台風8号」も発生しました。
これが今後、どのように動いていくのでしょうか。
台風7号は非常に強い勢力に発達しており、日本列島に影響を及ぼす進路をとる恐れがあります。
23日午後5時時点の予想では、26日(金)に最も沖縄に接近し、27日(土)の午前中に西日本、午後に東日本に大きな影響が出そうです。
台風8号は、伊豆諸島などに影響を及ぼす恐れがある一方、本州付近には大きな影響はないと思われます。
しかし、最新の予想では北へまっすぐ上がるようなルートに変わってきました。
そうなると、台風7号と近づくことで相互作用が働き、今後の進路予想が変わってくる可能性もあるので注意が必要となります。
井上貴博キャスター:
梅雨前線を刺激して、大雨になるという予測もできるのでしょうか。
坂口 気象予報士:
6月上旬の台風6号と全く同じようなルートを通る予想になっています。
その時と比べて、梅雨前線はだいぶ北上してきているので、さらに大雨に警戒が必要となりそうです。
もし台風6号に続き7号も上陸した場合、6月までに台風2個上陸というのは22年ぶりになります。
2004年に上陸した台風は10個あり、観測史上最多の記録です。2026年も、2004年と同じくらい多くなる可能性もあります。
では、2026年はなぜ6月から台風が接近しているのでしょうか。
なぜ6月から接近?今年の太平洋高気圧に注目
坂口 気象予報士:
例年の太平洋高気圧と台風のルートを見てみましょう。
例年、6月の太平洋高気圧はそこまで勢力が強くならず、日本列島と距離もあります。
そして、高気圧の流れもそこまで強くないので、台風が発生しても流れに乗り切れず、大陸の方に行くことが多くなります。稀にこの流れに乗れたとしても、それほど日本列島には近づかず、進んでいくことが多いです。
しかし2026年は、太平洋高気圧の張り出しが北に強まっています。
この影響で、太平洋高気圧の流れにも乗りやすくなり、かつ日本列島の近くまで張り出してきているので、台風が近づいて、まさに「秋台風」と同じような進路をとることになります。
寺田明日香さん:
梅雨前線と台風が一緒になった時に、どれぐらいの威力になるのかすごく気になります。
坂口 気象予報士:
前回の台風では、三重で500ミリ以上の雨が降りました。
もし台風が遠く離れた場所を通ったとしても、前線が刺激されるので、台風が接近する前から大雨に注意が必要となりそうです。
今週末は、広い範囲で雨への警戒が必要な時間が長くなりそうです。
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<プロフィール>
寺田明日香
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝進出 “ママアスリート”の先駆者
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