九州では断続的に雨が降り続き、土砂災害の危険が高まっています。
長崎では増水した川に流された小学生が1.2キロ下流で助け出されました。
土砂崩れや浸水被害…週末、西日本を中心に大雨
7月6日、東京では朝から雨が降ったり止んだり、傘が手放せない1日となりました。
都内の女性
「雨が降りそうっていう予報だったので(傘を)持ってます」
この週末、停滞する梅雨前線の影響で、西日本を中心に各地で大雨となりました。
熊本県では5日昼ごろ、線状降水帯が発生。八代市では、1時間に66ミリの非常に激しい雨が降りました。
国道の一部区間で土砂崩れが起き、現在も通行止めとなっています。
愛媛県・宇和島市では、7月の観測史上最大となる1時間70.5ミリの雨を観測。
この雨で、住宅街の川が氾濫し、浸水の被害も出ています。
増水する川に小学生が約1.2キロ流されるも奇跡の救出
停滞する梅雨前線がもたらす大雨。
西日本を中心に、土砂災害の危険が高まっています。
記者
「石垣が崩れ大きな岩が駐車場に流れ込んでいます」
長崎市では、雨の影響で駐車場の石垣が高さ5メートル、幅12メートルにわたって崩れるなど、複数箇所で土砂崩れが確認されました。
その長崎市では5日夕方、「子どもが川に流されていると聞いた」と付近の住民から警察に通報がありました。
近隣住民
「(川底の)一段目が完全に沈んでいた。子ども2人が騒いで、大人の女性の声も聞こえた」
流されたのは小学生(10)の男の子。川岸には転落防止用の柵が設置されていますが、一部が壊れて抜け落ちていて、その隙間から転落した可能性があります。
警察によると、男の子は約15分後、1.2キロほど下流の川岸に自力でしがみついているところを、消防によって救助。両足に擦り傷はあったものの、意識はしっかりしていて軽傷だったということです。
長崎市では、5日午後6時までの1時間に、39.5ミリの激しい雨が降っていて、男の子が流された当時、川は増水していました。
西日本の雨はピークをすぎましたが、次に気になるのは台風9号の行方。
今週末、非常に強い勢力で沖縄地方に近づく見込みです。
「台風9号」沖縄に接近 本州付近は危険な暑さが到来か
坂口愛美 気象予報士:
6日午後5時40分現在、九州では大雨が続いていましたが止んでいるようです。梅雨前線による雨の中心は近畿から東日本となっています。
この後、台風に警戒が必要となってきます。大型の「台風9号」はこの先、10日から11日にかけて非常に強い勢力で沖縄に接近し、石垣島などは直撃のおそれも出てきています。
一方で、「台風9号」が太平洋高気圧の勢力を強めますので、本州付近では今度晴れて暑くなりそうです。
東京都心でも9日以降、連日最高気温は30度超え。また、福井や京都、佐賀では35度以上の猛暑日も続出しそうです。
涼しい日が続いていましたので、急に暑くなります。お気をつけください。
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