
大型の無人偵察機「グローバルホーク」1機が墜落した事故で、航空自衛隊は来月2日から引き揚げ作業を開始すると発表しました。
森田雄博 航空幕僚長
「関係機関と緊密に連携し、機体の捜索回収および事故原因の究明に全力で取り組むとともに、安全の確保を最優先に再発防止に努めてまいります」
この事故は今月15日、青森県の航空自衛隊・三沢基地に所属する大型無人偵察機「グローバルホーク」が、任務飛行中に鳥取県沖の海上で通信が途絶え、墜落したものです。
空自トップの森田雄博航空幕僚長はきょう(29日)の会見で、「水深200メートルから300メートルほどの海底で機体の構造物と思われるような比較的規模の大きな物体を発見した」としたうえで、来月2日から機体の一部の引き揚げ作業を開始すると発表しました。
機体は鳥取市青谷町沖およそ50キロの距離の海底で見つかったとしています。
空自の無人機の墜落事故は今回が初めてで、今後、引き揚げた部品の分析作業などをふまえて事故調査委員会が事故の詳しい原因を調べるとしています。
また、今回の事故をめぐっては、自治体側から自衛隊に対し、情報提供の遅れを指摘する声もあがっていて、森田空幕長は「当初かなり情報が錯綜していることもあり、申し上げにくいところだった」とした一方、「地域の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます」と陳謝しています。
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