
熊本地震で日本製紙八代工場の煙突が倒壊し9人が犠牲となった事故を受けた調査で、国土交通省は、きょう(23日)、全国の同様の煙突4割以上で損傷や劣化があることがわかりました。
7月の熊本地震では、日本製紙八代工場にある火力発電設備の煙突が倒壊し9人が死亡しました。
国土交通省はこれを受け、全国にある、この煙突と同様の高さが60メートルを超える鉄筋コンクリートの煙突について、所有者に回答を求める形で緊急調査を行い、きょう(23日)、結果を公表しました。
調査対象となった全国444本のうち4割以上にのぼる180本で、ひび割れなどの損傷やコンクリートの腐食や表面がはがれるといった劣化が確認されたということです。
損傷や劣化が進めば、倒壊に繋がるおそれもあることから、製造業を所管する経産省や、ごみ処理を所管する環境省などから、事業者に対して応急的な補修を要請したということです。
国土交通省では、日本製紙八代工場の煙突が倒壊した原因についても調査を進めていて、今年度末までに結果を取りまとめたい考えです。
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