
今年5月、羽田空港を離陸した日本航空機などのタイヤがバーストしたトラブルなどをめぐり、国土交通省は滑走路の破損が原因となった可能性は否定できないとして、再発防止案をとりまとめました。
羽田空港では、今年5月下旬、スカイマーク機と日本航空機で離陸の際にタイヤがバーストするトラブルが相次ぎました。
両機が使ったD滑走路では、その後の点検で滑走路のつなぎ目部分のゴムがめくれ、その下にあった金属の板が最大8センチ浮き出ているのを発見。
国土交通省は、有識者会議を立ち上げ原因の究明を行ってきましたが、きょう(6日)、「タイヤバーストと滑走路破損の因果関係は特定できない」と結論づけました。
一方で、滑走路の破損した場所付近にタイヤ片が散乱していたことなどからバーストの原因となった可能性は否定できないとして、再発防止案についても話し合われました。
羽田空港では今後、これまでの目視中心の点検に加えて、手で触ったり叩いて音を確かめたりする検査でつなぎ目の構造内部の状況を把握できるよう点検の方法を見直す方針で、さらにAIを搭載したロボットによる画像診断なども検討します。
また、今回問題が発生した滑走路のつなぎ目部分は、新たな樹脂製の伸縮装置に置き換えるということで、D滑走路が閉鎖される午後11時半から翌朝5時半までの間を使って、来月から作業が始まる予定です。
国土交通省によりますと、こうした滑走路のつなぎ目がある桟橋構造の滑走路の使用は、国内では羽田空港のみだということです。
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