ソウル郊外で戦闘機2機が訓練中に爆弾を誤って投下。民家や教会を破壊し、15人が重軽傷を負いました。
「爆弾がトラックの前に」 訓練中の戦闘機が誤投下
韓国軍の戦闘機2機が訓練中に爆弾を誤って投下。民家や教会を破壊し、15人が重軽傷を負いました。
現場は、北朝鮮との軍事境界線に近いソウル郊外の抱川(ポチョン)市。住宅などが立ち並ぶ地域です。
3月6日午前10時すぎ、景色は一変。一瞬にして炎と煙に包まれ、爆風で街路樹は吹き飛びます。
走行するトラックの目の前で爆発が起きました。
目撃者
「爆弾がトラックの前に落ちた。運転手が排水路に落ちて、救急車が来て救助した」
近くの介護施設では…
記者
「爆弾が落ちた衝撃で建物の窓ガラスが割れてしまっています」
室内にはガラスの破片が飛び散りました。食器などが床に散乱した家も。
教会では、爆発の衝撃で屋根や外壁が吹き飛びました。
地元住民
「急にゴロゴロと音がして、それがさらに大きくなった。何か戦争が起きたかと思って驚いた」
1発で殺傷範囲はサッカー場1つ分
韓国空軍は、アメリカ軍との合同訓練に参加していたKF-16戦闘機2機から、正常でない形で、計8発の爆弾が投下されたと発表。
投下した「MK-82」爆弾は、1発あたりの殺傷範囲がサッカー場1つ分に及ぶということで、この事故で15人が重軽傷を負いました。
韓国空軍の関係者は、操縦士が爆弾投下の際に、目標の座標を誤って入力したことが原因だと話しています。
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