アメリカのバイデン大統領はイランへの報復攻撃を明言するイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、対応について協議しました。
ホワイトハウスの報道官によりますと、会談はハリス副大統領も参加しておよそ30分間行われ、「率直で生産的な話し合いだった」ということです。
イランへの報復攻撃を含むイスラエルの対応も議題になったことを明らかにしましたが、「両国間で引き続き議論される」として、やりとりの詳細な説明は行いませんでした。
こうした中、イスラエルメディアは政府高官の話として、ネタニヤフ首相が8日、関係閣僚や軍の高官らと長時間に及ぶ協議を行い、イランへの報復について「重要な決定が下された」と報じました。
攻撃は「軍事関連施設に重点を置いたものになる」とみられるということですが、変更の可能性もあるとしています。
イスラエルの国防相は「我々の攻撃は致命的で正確で、驚くべきものになる」と話しています。
イランの外相は「インフラが攻撃を受ければ、より強力に反撃する」としていて、事態のさらなる激化が懸念されています。
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