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横浜の“緊縛殺人” 被害者は住宅に住む75歳の男性と判明 手足縛られ“暴行”痕も… 千葉では“緊縛強盗”が発生 一連の強盗事件との関連は?【news23】

総合
2024-10-17 11:36

脱衣所で手足縛られ複数の暴行痕も…横浜の住宅で75歳男性死亡 

喜入友浩キャスター
「現場はこの通りから一本入った坂の上にある住宅です。夜になると薄暗く、普段から人通りは少ないといいます」 


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横浜市青葉区の住宅街で起きた殺人事件。警察は、死亡したのは、この家に住む無職の後藤寛治さん75歳だと明らかにしました。

事件発覚のきっかけは、16日午前9時半ごろ。近くに住む人からの通報でした。


近隣住民の通報
「玄関ドアの横の窓がきのう(15日)から開いたままになっている。寒いのに何かあったのでは」 


喜入友浩キャスター
「現場は高台の奥にあるあちらの住宅です。見える範囲の雨戸はすべて閉められているように見えますが、男性が手足を縛られた状態で倒れているのが見つかりました」


警察の到着後に、家の前を通ったという住民は…


近隣の住民
「(玄関の)ドアがあって、左手が出窓みたいになっている。それがガラス板だった。それが割られていた、僕が見たときは(Q.何か物が散乱していたり)いや、そこまではもう入れさせてくれなかった、警察が」


捜査関係者によりますと、後藤さんが倒れていたのは脱衣所。手足を縛られたうえ、体の広範囲に暴行を受けたような複数の痕があったということです。 


家の前では、足跡を調べているのでしょうか。多くの捜査員が鑑識作業をしていました。とくに玄関あたりを入念に調べていることがわかります。

玄関の横にある窓は人が通れるほどの大きさで、その窓が割れていたということです。

後藤さんには同居の家族がいましたが、遺体発見当時は外出していたということです。

後藤さんを知る人は…


近隣の住民
「おとなしくて、しっかりした人だな。もう30年も一緒に通ったり、あいさつしたりしているからね」

近隣の住民
「(Q.後藤さんは1人で住んでいたのか?)奥様と2人。(私は)虫が大嫌いで、外で大きい虫がいたのですごい悲鳴上げたら、そのとき来てくれた。だから、そのくらい優しい人だった。優しいし、いい方だったので早く事件解決してほしい」


喜入友浩キャスター
「現場周辺をこのように捜査員が広く捜査しています。かなり広い範囲に規制線が敷かれていて、捜査員が活動を行っています」


高齢者が手足を縛られ殺害された事件に、住民は不安を隠せません。 


近隣の住民
「怖すぎます。子どもいる人なんて、本当に心配だと思う」

近隣の住民
「(この地域は)高齢者が多い。そういう住宅地だから、余計みんなお互いに声をかけ合ったりしていたが、ただただ驚いてるだけ」


今度は千葉で“緊縛強盗” 親子がけが

横浜市の事件現場から55キロ東にある千葉県白井市では…


記者
「事件現場付近に来ています。現在も規制線が敷かれていて、なかでは鑑識作業が行われています」


事件が起きたのは、畑に囲まれた1軒の住宅。玄関に続く階段付近では、犯人の足跡を調べる鑑識作業とみられる様子が確認できます。

事件が発覚したのは午前5時すぎ。


住人女性(70代)の通報
「強盗です。寝ている間に目隠しをされ、体をたたかれて、お金を請求された」


警察によりますと、午前3時半すぎ、男とみられる数人が住宅に押し入りました。それぞれ別の部屋で寝ていた70代の女性と40代の娘の手を縛って目隠しをしたうえで、「金を出せ」などと脅して暴行。その後、バッグや金庫から現金およそ20万円を奪って逃走しました。

70代の母親は手を骨折するなどし、40代の娘は顔などにけがをしていますが、いずれも意識はあるということです。


近所の人
「みんなこの辺、年寄りが多くなって。女性2人で住んでいるから、狙われたらおっかないなと思っていた」


捜査関係者によりますと、住宅1階の窓ガラス1枚が割れていたほか、押し入った人物らは犯行後、この家の軽乗用車を奪って逃走したということです。さらに…


記者
「現場付近のコンビニでは鑑識作業が行われています」


犯行前、現場の住宅からおよそ400メートル先のコンビニで不審な人物が集まっていたということで、警察が事件との関連を調べています。


犯人たちはどういう人物なのか。捜査関係者によりますと、押し入った人物らは犯行の際、電話でやりとりをしていたということです。警察は、指示役の指示を受けながら犯行に及んでいた可能性もあるとみています。


ここ1か月半の間に関東で相次ぐ強盗事件。 今年8月以降、1都3県で荒い手口の強盗事件が続いています。白井市の事件と一連の強盗との関連は不明ですが、横浜市の事件を含めると、16日までに10件起きています。


喜入友浩キャスター(埼玉・所沢市 今月1日)
「現場の勝手口を見てみますと、ドアノブの近くが割られていて、腕が入るほどの穴が空いています」


埼玉県所沢市の住宅で起きた強盗傷害事件では、森田梨公哉容疑者(24)が公開手配の末に逮捕されました。森田容疑者を含む実行犯4人は「闇バイト」で集められ、犯行の際は全員が耳にイヤホンを付けて、指示役から指示を受けていたとみられます。 


所沢市の事件の実行役
「身分証の写真をアプリで送っていて、指示役に逃げたら殺すと言われて抜けられなかった」


他の強盗事件についても、実行犯の多くが「闇バイト」ですが、指示役はまだ逮捕されていません。

警察は、横浜市や千葉県白井市の事件について、一連の強盗事件と関連があるか調べています。


横浜の事件、捜査に進展は…

小川彩佳キャスター:
捜査情報も含めて、現場にいる喜入キャスターです。


喜入友浩キャスター:
現場は最寄りの駅からおよそ2キロほど離れた場所で、近くには畑や果樹園がひろがっています。車の通りがないと、虫の鳴き声がはっきりと聞こえるほど静かな場所です。


そして現場となった住宅はこの先です。いまも規制が敷かれていて、関係者の出入りもあります。この坂をのぼりきって左に曲がったところが現場となった住宅です。ここからおよそ150メートルほど離れています。


この坂は通り抜けができない坂でして、地元の人以外の人が通ることはほとんどなく、また地元の人でも後藤さんの家の方まで行くこともあまりないといいます。


ただ後藤さんは散歩が日課だったということで、よくこの坂をくだって散歩にいっていたそうです。1週間ほど前にもその様子を見てあいさつを交わしたという近隣の人もいらっしゃいました。とくにかわった様子はなかったということで、今回の事件の一報を受けてかなり驚いていました。


そして警察によりますと、後藤さんの体の広い範囲に打撲の痕があったということです。警察は一連の強盗事件との関連も視野に捜査しています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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