パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエル軍は、イスラム組織ハマスの最高指導者・シンワル氏を殺害した可能性があると発表しました。
イスラエル軍は先ほど、「ガザでの作戦で、3人のテロリストを排除した」などと発表しました。
そのうえで、「そのうちの1人がヤヒヤ・シンワル氏だった可能性を確認している」とし、ハマスの最高指導者・シンワル氏が死亡した可能性があることを明らかにしました。
シンワル氏は、去年10月のハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃の首謀者とみられていて、その後もガザに潜伏しながら戦闘を指揮しているとされ、イスラエル軍は「最大のターゲット」として行方を追っていました。
ハマスの前の最高指導者だったハニヤ氏が7月、イラン滞在中に殺害されたことを受け、シンワル氏は8月に新たな最高指導者に選ばれていました。
シンワル氏は、これまでのイスラエルとハマスの停戦交渉で譲歩に反対する姿勢を示すなど強硬派とみられていて、死亡が確認されれば、今後の交渉の行方に影響を及ぼす可能性があります。
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