中国やロシアなど主要な新興国でつくるBRICSの首脳会議は招待国を含めた拡大会合を開き、議長国のロシアは非欧米諸国が結集したとアピールしました。
ロシアで開催されているBRICSの首脳会議は24日、グローバルサウスとよばれる新興国・途上国や旧ソ連構成国など30か国以上が参加し、拡大会合を開きました。
プーチン大統領は冒頭で「世界中の国々が共通のテーブルについた」と述べ、BRICSのもとで非欧米諸国が結集したとアピールしました。
今回、ウクライナ侵攻は主な議題にしないと事前に説明していましたが、プーチン氏は演説の中で対立を深める欧米を念頭に「ウクライナはわが国の安全に対する脅威を生み出すために利用されている」と持論を展開しました。
また、プーチン氏は緊迫する中東情勢をめぐり、「パレスチナに対する歴史的な不正義を正す必要がある」と発言し、イスラエルを擁護する欧米への反発が広がるイスラム諸国を取り込みたい狙いがうかがえます。
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