いよいよ温泉の季節が到来!日本屈指の美肌の湯に、紅葉や地産地消の絶品グルメ…週末に行ってみたい“紅葉温泉”。温泉ライターのオススメを教えてもらいました。
この秋行きたい!“紅葉温泉”オススメ3選
山内あゆキャスター:
温泉に入りたい季節になってきました。そんな中、「温泉総選挙2024」で東京から2か所が上位にランクインしました。
美肌部門で全国2位になったのが、秋川渓谷の「瀬音の湯」です。
そして、健康・スポーツ部門で関東1位になったのが檜原温泉センターの「数馬の湯」です。(トレッキングは山登りを楽しんだ後に入るのがぴったりという部門)
全国3900か所以上まわった温泉ライターの高橋一喜さんに紅葉と温泉のオススメ3選を聞きました。
まずは関東エリアからです。
国内最大級“470畳の露天風呂”があるのは、群馬県みなかみ町です。標高が高く、例年9月下旬から11月上旬まで綺麗な紅葉が楽しめます。一級河川の宝川に沿うように4つの大きな温泉があり、それぞれの温泉が広く、合わせて約470畳分あります。
元々、宝が取れる川として昭和の初めまで銅の採掘が行われていたそうです。
宿泊は常に大人気ですが、日帰り入浴も可能です。日帰り入浴の場合は、大人1500円で絶景を見ながら温泉に浸かることができます。
宝川温泉の「汪泉閣」は最も広いところで200畳分の露天風呂があり、家族で一緒に湯浴み着を着用して入浴することができます。
温泉ライターの高橋さんによると、「お風呂が大きい」のは紅葉を楽しむのに最適なんだそうです。
温泉で紅葉を楽しむコツは、「ぬる湯」で「透明」なところがいいということです。
日本人は42℃くらいが好みの温度ですが、それだと長時間は入っていられないので「40℃以下がベスト」。
そして、にごり湯は見た目が綺麗だが、温泉成分が濃く肌に浸透しやすく長湯していると湯あたりしてしまう場合もあるそうで、無色透明だと泉質が比較的刺激が少ないことが多いということです。
このようなポイントを抑えて探すのがオススメだということです。
温泉に入る前にも、湯につかりながらも楽しめる
続いては、長野県の“紅葉のトンネル温泉”です。日本の紅葉百選にも選ばれている「松川渓谷」にあります。
「しあわせの森 たきのゆ」は自然の大きな岩を利用して作られた長さ17mのダイナミックな大露天風呂で、最大のポイントは温泉の上まで枝が伸びているところです。普通の温泉は葉っぱが落ちてしまうため木は大体切ってしまいますが、こちらの温泉は木も楽しみながら入浴することができるということです。
さらに、徳島県にある日本三大秘境の「祖谷渓谷」です。おもてなし部門2位に選ばれた、大歩危・祖谷温泉郷のホテル祖谷温泉には名物のケーブルカーがあり、高低差170m、傾斜角42度をゆっくりと降りていき、川の下に温泉があります。温泉に至るまでの5分間、紅葉の景色を楽しみ、川沿いの温泉に浸かるというわけです。
すぐそばに川があるという温泉がいくつもあります。まるで絵画のような紅葉を内湯から見ることができるということです。
紅葉のピークはどうなりそうですか?
森田正光 気象予報士:
2024年は少し遅れていて、色づきも良くありません。なぜかというと、10月も暑く、暑さで葉っぱもストレスを感じているので期待できない場合がありますね。
==========
<プロフィール>
森田正光さん
1950年名古屋市生まれ
(財)日本気象協会に入り、1978年ごろからテレビで天気解説
1992年にウェザーマップ設立
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態
・ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】