8年前、神奈川県平塚市の保育園で当時1歳の園児に暴行して死亡させた罪に問われた元保育士の裁判で、横浜地裁は無罪を言い渡しました。
元保育士の嘉悦彩子被告(49)は2017年4月、平塚市内の保育園で1歳の柳田彩花ちゃんの頭を硬いものに複数回叩きつけて、頭蓋骨骨折に伴うくも膜下出血で死亡させた罪に問われています。
きょうの判決で、横浜地裁は「彩花ちゃんに頭蓋骨骨折や、くも膜下出血は認められるものの、それらは彩花ちゃんが死亡する12時間以上前にできた可能性を否定できない」と指摘。
そのうえで、「検察側は彩花ちゃんがけがをしたのは、彩花ちゃんと被告人の2人だけが同じ部屋にいた時間帯と主張するが、それを確定できない以上、被告人を暴行の犯人とする根拠はない」などとして、嘉悦被告に無罪を言い渡しました。
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