きのう拘束された韓国の尹錫悦大統領。その拘束が正当だったかを判断する審査が、この後、ソウル中央地裁で行われます。現地から中継です。
尹大統領は、ソウル中央地方裁判所に来ることを検討しているということでしたが、現在までにその姿は確認されていません。
きのう現職の大統領として憲政史上初めて身柄を拘束された尹大統領は、拘束が不当だったとしてソウル中央地裁に審査を申し立てました。
まもなく午後5時から始まる審査では、尹大統領の弁護士が拘束の不当性や不法性を訴えます。
裁判所は、審査の結果をあすの午後5時ごろまでに出しますが、拘束が不当だと認められれば尹大統領は釈放されることになります。
一方で、きのう始まった捜査機関による取り調べには一貫して黙秘を続けた尹大統領は、きょう憲法裁判所で行われた弾劾審判の2回目の弁論にも出席しませんでした。
こうした強硬な姿勢とは裏腹に、最新の世論調査では大統領の拘束に反対する人が4割を超えました。
与野党の支持率も逆転していて、ある与党の関係者は、時間を稼いだことで世論の風向きが変わってきたとしています。
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