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【訃報】 芦屋小雁さん(91) 老衰のため死去 兄は芦屋雁之助さん 「『生涯 芦屋小雁!』と念じていた本人にとって最高の終焉であったと思います。」

エンタメ
2025-03-31 12:53

喜劇俳優の芦屋小雁さん(本名:西部秀郎さん)が、28日、老衰により死去したことを所属事務所・小雁倶楽部代表で小雁さんの妻・西部寛子さんが発表しました。91歳でした。
 


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発表文には「3月28日午前6時 喜劇役者 芦屋小雁は、自宅で家族に見守られながら
満91歳の人生を終え永遠の眠りにつきました。ここに謹んでお知らせ申し上げます。」と報告。「芸能界にお世話になり76年になりました。2018年に認知症であることを公表いたしましてからも、TV・映画、トーク番組、講演会などで様々なお仕事をさせていただきました。多くの皆様の温かいお志に支えられて最後まで現役で芦屋小雁として幕をおろすことが出来ました。『生涯 芦屋小雁!』と念じていた本人にとって最高の終焉であったと思います。」としています。

 




また、死去した時の様子について、妻・西部寛子さんは「3月28日の午前1時30分に『おかあちゃん』と声を掛けられて介護的なケアをした時、のどからゴロゴロ音がしていましたが、目視はできなかったので『朝になったら看護婦さんに取ってもらおうね』と声をかけましたところ、にっこりとうなずきましたので少し安心して床につきました。早朝6時に目覚めて小雁をみましたら、少し様子が違うように感じて本人に近づき、呼びかけ、触りましたらほんのりと温かかったので看護師さんに連絡をいたしました。その結果、『お亡くなりです』とのことでした。その後、主治医が来訪してくださり確認していただきました。」と、記しています。

 




そして、「今年の1月末より床についておりました。アドリブで鍛えた話術で、ヘルパーさんや私を笑わせてくれることも多く最後まで『芦屋小雁』でした。2018年に認知症を公表いたしましてからも、映画・テレビ、講演会やイベントなどの仕事をさせて頂きました。『最後まで芦屋小雁として生きたい』と言う願いは叶ったと思います。芸能生活76年を芦屋小雁として全うすることが出来たと思っております。これも多くの方々に支えられ応援をいただきました賜物です。」と、感謝を述べています。
 



《 芦屋小雁さんプロフィール 所属事務所公式サイトより引用 》

生年月日:1933年(昭和8年)12月4日
出身地:京都府
血液型:A型
サイズ:155cm・65kg
特技:居合三段、杖道四段 
趣味:外出すること、絵や字を描くこと

兄雁之助との兄弟漫才で芸能界にデビューする。
テレビ放送が開始されると「番頭はんと丁稚どん」等の人気番組にレギュラー出演し不動の人気タレントに成長する。昭和34には劇作家花登 筺、人気喜劇俳優大村崑・芦屋雁之助らと劇団『笑いの王国』を結成する。後に実弟芦屋雁平を加えて兄芦屋雁之助を座長とした劇団『喜劇座』を昭和39年に結成する。
その後もテレビ・映画・舞台と幅広く芸能活動を行っている。又、幼少期より絵画に対する才能に秀でたものがあり美術絵画の個展を開いたり、人生経験を参考にした執筆活動等文化事業にも積極的に取組んでいる。平成30年には自らが認知症を発症していることを公表し、同じ病に苦しむ方々の目標となるべく「生涯現役」を訴えながら芸能・文化活動に邁進している
 





【担当:芸能情報ステーション】


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