
吉沢亮さん主演、渡辺謙さんや横浜流星さんの共演による、李相日監督作品「国宝」が、第78回カンヌ国際映画祭の “監督週間部門” に出品されることが分かりました。
【写真を見る】【カンヌ国際映画祭】吉沢亮主演「国宝」 “監督週間部門” に出品決定 歌舞伎の世界を描く 李相日監督「演者たちの覚悟なしには語れない作品」
「国宝」は、吉田修一氏による長編小説で、2019年に第 69 回芸術選奨文部科学大臣賞、第 14 回中央公論文芸賞を受賞。吉田氏自身が3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を基にして書き上げた、歌舞伎の世界に息づく人間ドラマです。
本作は、「フラガール」(2006年)「悪人」(2010年)で国内外の賞を多く獲得した李相日監督が務めており、今回の出品決定に寄せて「人生を懸けて臨む。その言葉通り、一年半もの間を稽古に費やした吉沢君を筆頭に、演者たちの覚悟なしには語れない作品です。」とコメントを寄せています。
合わせて李監督は「同様に、スタッフの果てしない献身、そして信頼に感謝が尽きません。」「カンヌという形で報いられる喜びを噛み締めています。」と思いを綴りました。これまで「悪人」でモントリオール世界映画祭・「許されざる者」(2013年)でヴェネチア国際映画祭・「怒り」(2016年)でトロント国際映画祭への出品を果たした李監督は、「華麗であり、壮絶である歌舞伎俳優の生き様をお披露目する場として、これ以上ない大舞台です。」と、 “カンヌ” を目前にした心中を明かしています。
映画「国宝」は、カンヌ国際映画祭での出品を経て、今年6月6日より全国東宝系で公開される予定です。
【担当:芸能情報ステーション】
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