エンタメ
2025-11-25 17:45
再結成を果たしたロックバンド・オアシスのワールドツアー『oasis live '25』が、11月23日、ブラジル・サンパウロ公演をもって全41公演の幕を閉じた。イギリス、アイルランド、北米、アジア、オーストラリア、南米までを巡った同ツアーは、世界中の音楽ファンを熱狂の渦に巻き込み、各地で絶賛の声が相次いだ。
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オアシスは昨年8月、約15年間続いた再結成の噂に終止符を打ち、正式に復活を発表。実現は困難とされていた再始動が現実のものとなり、『oasis live '25』ツアーは瞬く間に“文化現象”と化した。初日となった7月4日のイギリス・カーディフ公演には、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカ、南米からファンが集結。サンデー・タイムズ紙は「史上最大のロック・カムバック。オアシスの夏の始まりだ」と報じた。
ツアーは各地で伝説的な瞬間を生み出した。マンチェスターのヒートン・パークでは、ファンによって“ギャラガーの丘”と呼ばれる新たな地元の名所が誕生。ダブリンでは、クローク・パーク・スタジアムを取り囲んだファンたちが一体となって歌う「Half The World Away」の大合唱が鳴り響いた。メルボルンでは、地元のバー経営者がオアシスに宛てた公開ラブレターが話題に。ブエノスアイレスでは、観客によるツアー最高の ”ポズナン” が繰り広げられ、サンティアゴでは上空にドローン群が描き出すバンドのロゴを見ようと、何千人ものファンが列を作った。そして、約16年ぶりとなった日本での東京ドーム公演でも、長年待ち続けたファンがその瞬間を噛みしめた。
各メディアもその熱狂を報道。ツアーが北米に到達すると、Billboard誌は「オアシスがついに全米を制覇した」とし、Vogue誌は「今もバンドの伝説と魅力は健在であり、20代の若者たちをも夢中にさせることが証明された」と評した。ロサンゼルスでは、Hollywood Reporter紙が「あらゆる世代のファンが集まる中、その夜の主役は、曲ごとに涙を流していた“今世紀生まれ”の若者たちだった」 と報じ、メキシコではEl Univeral紙が 「訪れるすべての都市で、それはコンサート以上の文化的イベントとなっている」、韓国の東亜日報は「オーディエンスの92%が10代から30代。若い世代が熱狂した」と伝えた。
バンドはツアー終演に際し、「“近年の英国史上、最も破壊的なポップカルチャーの力”は、新たな世代の心と意識へと確実に届いた。“ギャラガーの丘”から、リーベル・プレート、ロイヤル運河沿いのクローク・パーク、“天使の街” ロサンゼルスまであのあふれるほどの愛、喜び、涙、多幸感を決して忘れることはないだろう。今はしばし立ち止まり思いを巡らす時間としようじゃないか」とコメントを残している。
■『Oasis Live '25』ツアースケジュール
【7月】
7月4日(金) イギリス・カーディフ Principality Stadium
7月5日(土) イギリス・カーディフ Principality Stadium
7月11日(金) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月12日(土) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月16日(水) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月19日(土) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月20日(日) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月25日(金) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
7月26日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
7月30日(水) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
【8月】
8月2日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
8月3日(日) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
8月8日(金) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月9日(土) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月12日(火) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月16日(土) アイルランド・ダブリン Croke Park
8月17日(日) アイルランド・ダブリン Croke Park
8月24日(日) カナダ・トロント Rogers Stadium
8月25日(月) カナダ・トロント Rogers Stadium
8月28日(木) アメリカ・シカゴ Soldier Field
8月31日(日) アメリカ・イーストラザフォード MetLife Stadium
【9月】
9月1日(月) アメリカ・イーストラザフォード MetLife Stadium
9月6日(土) アメリカ・ロサンゼルス Rose Bowl Stadium
9月7日(日) アメリカ・ロサンゼルス Rose Bowl Stadium
9月12日(金) メキシコ・メキシコシティ Estadio GNP Seguros
9月13日(土) メキシコ・メキシコシティ Estadio GNP Seguros
9月27日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
9月28日(日) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
【10月】
10月21日(火) 韓国・高陽 Goyang Stadium
10月25日(土) 日本・東京 東京ドーム
10月26日(日) 日本・東京 東京ドーム
10月31日(金) オーストラリア・メルボルン Marvel Stadium
【11月】
11月1日(土) オーストラリア・メルボルン Marvel Stadium
11月4日(火) オーストラリア・メルボルン Marvel Stadium(追加公演)
11月7日(金) オーストラリア・シドニー Accor Stadium
11月8日(土) オーストラリア・シドニー Accor Stadium
11月15日(土) アルゼンチン・ブエノスアイレス Estadio River Plate
11月16日(日) アルゼンチン・ブエノスアイレス Estadio River Plate
11月19日(水) チリ・サンティアゴ Estadio Nacional
11月22日(土) ブラジル・サンパウロ Estadio MorumBIS
11月23日(日) ブラジル・サンパウロ Estadio MorumBIS
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オアシスは昨年8月、約15年間続いた再結成の噂に終止符を打ち、正式に復活を発表。実現は困難とされていた再始動が現実のものとなり、『oasis live '25』ツアーは瞬く間に“文化現象”と化した。初日となった7月4日のイギリス・カーディフ公演には、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカ、南米からファンが集結。サンデー・タイムズ紙は「史上最大のロック・カムバック。オアシスの夏の始まりだ」と報じた。
ツアーは各地で伝説的な瞬間を生み出した。マンチェスターのヒートン・パークでは、ファンによって“ギャラガーの丘”と呼ばれる新たな地元の名所が誕生。ダブリンでは、クローク・パーク・スタジアムを取り囲んだファンたちが一体となって歌う「Half The World Away」の大合唱が鳴り響いた。メルボルンでは、地元のバー経営者がオアシスに宛てた公開ラブレターが話題に。ブエノスアイレスでは、観客によるツアー最高の ”ポズナン” が繰り広げられ、サンティアゴでは上空にドローン群が描き出すバンドのロゴを見ようと、何千人ものファンが列を作った。そして、約16年ぶりとなった日本での東京ドーム公演でも、長年待ち続けたファンがその瞬間を噛みしめた。
各メディアもその熱狂を報道。ツアーが北米に到達すると、Billboard誌は「オアシスがついに全米を制覇した」とし、Vogue誌は「今もバンドの伝説と魅力は健在であり、20代の若者たちをも夢中にさせることが証明された」と評した。ロサンゼルスでは、Hollywood Reporter紙が「あらゆる世代のファンが集まる中、その夜の主役は、曲ごとに涙を流していた“今世紀生まれ”の若者たちだった」 と報じ、メキシコではEl Univeral紙が 「訪れるすべての都市で、それはコンサート以上の文化的イベントとなっている」、韓国の東亜日報は「オーディエンスの92%が10代から30代。若い世代が熱狂した」と伝えた。
バンドはツアー終演に際し、「“近年の英国史上、最も破壊的なポップカルチャーの力”は、新たな世代の心と意識へと確実に届いた。“ギャラガーの丘”から、リーベル・プレート、ロイヤル運河沿いのクローク・パーク、“天使の街” ロサンゼルスまであのあふれるほどの愛、喜び、涙、多幸感を決して忘れることはないだろう。今はしばし立ち止まり思いを巡らす時間としようじゃないか」とコメントを残している。
■『Oasis Live '25』ツアースケジュール
【7月】
7月4日(金) イギリス・カーディフ Principality Stadium
7月5日(土) イギリス・カーディフ Principality Stadium
7月11日(金) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月12日(土) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月16日(水) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月19日(土) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月20日(日) イギリス・マンチェスター Heaton Park
7月25日(金) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
7月26日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
7月30日(水) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
【8月】
8月2日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
8月3日(日) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
8月8日(金) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月9日(土) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月12日(火) イギリス・エディンバラ Scottish Gas Murrayfield Stadium
8月16日(土) アイルランド・ダブリン Croke Park
8月17日(日) アイルランド・ダブリン Croke Park
8月24日(日) カナダ・トロント Rogers Stadium
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8月28日(木) アメリカ・シカゴ Soldier Field
8月31日(日) アメリカ・イーストラザフォード MetLife Stadium
【9月】
9月1日(月) アメリカ・イーストラザフォード MetLife Stadium
9月6日(土) アメリカ・ロサンゼルス Rose Bowl Stadium
9月7日(日) アメリカ・ロサンゼルス Rose Bowl Stadium
9月12日(金) メキシコ・メキシコシティ Estadio GNP Seguros
9月13日(土) メキシコ・メキシコシティ Estadio GNP Seguros
9月27日(土) イギリス・ロンドン Wembley Stadium
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【10月】
10月21日(火) 韓国・高陽 Goyang Stadium
10月25日(土) 日本・東京 東京ドーム
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11月4日(火) オーストラリア・メルボルン Marvel Stadium(追加公演)
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11月8日(土) オーストラリア・シドニー Accor Stadium
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11月16日(日) アルゼンチン・ブエノスアイレス Estadio River Plate
11月19日(水) チリ・サンティアゴ Estadio Nacional
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