エンタメ
2025-12-26 08:40
今年で45周年を迎えたパックマンと、来年35周年のソニック。ゲームの世界を超え、映画やアニメ、ファッションアイテムやグッズなど、世界中で愛されてきた日本生まれのキャラクターだ。今回、長年走り続けてきたふたりが、現実世界で対談。ふたりの関係は? それぞれの魅力や“人生”とは? 新作ゲームでコラボレーションするふたりのレアな対談を、一部“通訳”をはさんでお届けする。
【貴重写真】通訳介して会話する2人…仲良く迷路を走るパックマン&ソニックの姿も
◆実は昔から仲良しのふたり、ソニックから手紙とプレゼントをもらった思い出も
黄色く丸い体でなんでもパクパク食べるパックマン。1980年にアーケードゲームとして誕生して以来、世界での知名度が高く、他のキャラクターだけでなく、beautiful peopleやコンバースなどのブランドとのコラボも活発なIPとして、ゲーム好き以外からも親しまれ、ファッションアイコンとしても人気を得ている。
一方、音速のハリネズミであるソニックは、1991年にゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』で初登場して以来、国内外で親しまれる。マリオやハローキティ、LEGOやプーマとのコラボレーションなど、IPとしても活躍。そんなふたりは、最新ゲーム『パックマンワールド2 リ・パック』(バンダイナムコエンターテインメント)、『ソニックレーシング クロスワールド』(セガ)でコラボレーションしている。
――まずは、パックマン、45周年アニバーサリーおめでとうございます! ソニックの世界にはこうした概念はないと思いますが、人間界ではお祝い期間になっています。ソニックからひと言!
【ソニック】 Great,すごいじゃないか! オレには「何周年」みたいなのはピンとこないけど、すっごい長い間、走り続けてきたってことだよな? いつも元気でハッピーで、みんなを明るい気持ちにしてきたパックマンに、心から「おめでとう」を伝えたいぜ。
【パックマン】 Waka Waka Waka…。
――そうでした…パックマンの発言には通訳に入ってもらいますね。
【パックマン】 ソニック、いつもありがとう! こうやって一緒にゲームで遊んでくれて、たくさんご飯も食べられてとっても嬉しいよ! これからも元気でハッピーで過ごすね。そして一緒にみんなを明るい気持ちにしていこうね!
――実は、ふたりは昔から仲が良いそうですが、お互いのことをどこまで知っていますか?
【パックマン】 そうそう、実はソニックとは昔からの友達なんだよね。初めて会ったときのことじゃないけど、この前、『パックマンワールド2 リ・パック』の世界で、ソニックから手紙とプレゼントをもらったんだ。3つの新しいコラボステージに、コラボ衣装…たくさんプレゼントしてもらったんだけど、手にした瞬間、「よーし、もっと新しい世界(ワールド)に飛び込んでいくぞ!」ってワクワクが止まらなくなったんだ。そんな最高なプレゼントをくれるソニックはさすがだなって思ったよ!
【ソニック】 あのときは、パックランドで一緒に走って、エッグマンをやっつけて、最高に楽しかったな! 実はパックマンがあんなに走れると思ってなかったから、いい意味でビックリしたぜ。パックマンはとにかく食べることが大好きで、どんなピンチもパクパク食べて切り抜ける姿がものすごくクールなんだ。オレたちはスタイルこそ違うけど、どんな状況も楽しもうとするところは似てるのかもな。
◆迷路を進む人生 VS 走り抜ける人生…「楽しいことに触れたときのワクワクは最高にうれしいよ!」(パックマン)
――お互いのどんなところに魅力を感じますか?
【パックマン】 本当にソニックは足が速いよね! 毎日ゴーストたちに追いかけられているから逃げることには自信あるんだけど、それでもソニックには勝てないや! だから、ついこの前はソニックのアドバイスを受けながら、どうやったら走るタイムを縮められるか考えていたよ。これから練習してソニックぐらい速く走れるようになりたいな~。でもやっぱり、一番の魅力は勇気があってやさしいところかな。
【ソニック】 Thanks! パックマンは、黄色くてまるいシルエットを見たら、一発でわかるのがオシャレだよな! それに、その赤いブーツ。オレのシューズと同じ色ってのが、ちょっと嬉しくなるポイントなんだ。そして忘れちゃいけないのが、敵に囲まれてもパワークッキーひとつで一気に逆転できる無尽蔵なエネルギー。そのタフさとパワフルさは、めちゃくちゃ頼もしいぜ。
――パックマンは“迷路”で、ソニックは“疾走”して冒険してきました。これまで大変だったことや嬉しかったことは?
【パックマン】 あまり考えたことなかったな~。ゴーストたちとメイズ(迷路)にいることが多かったからね。ゴーストのブリンキー、インキー、ピンキー、クライドたちが追いかけてくるから逃げるのは大変だったかも。だからこそ何かを成し遂げたとき、楽しいことに触れたときのワクワクは最高にうれしいよ! もちろんフルーツやクッキーを食べているときも最高のひと時さ!
【ソニック】 うーん…じっとしてなきゃいけないときはキツいな。エッグマンに捕まって閉じ込められたときなんかは、退屈でどうにかなりそうだったぜ。逆に、嬉しいことは毎日ある。だって、オレにとっては毎日が冒険でワクワクの連続だからさ。
――“迷路”と“疾走”、それぞれの道を人生に例えたら?
【パックマン】 人生とかはよくわからないけど…いろんな道があるよね。実はメイズの中ではいろいろ起きていて、ゴーストたちに捕まっちゃうときもあれば、走り続けていると偶然フルーツやパワークッキーがあって一発逆転! 逆にゴーストたちを追いかけることだってあるんだ。何が起きるかわからないからおもしろいなと思っているよ。
【ソニック】 オレの人生が“疾走”だとしたら、気になるものを見つけたら、その方向にひたすら走っていくイメージかな。ちょっとした寄り道だって、立派な冒険になりえるんだ。とにかく進み続けるって点では、オレもパックマンも同じだと思うぜ。パックマンのメイズも、オレの道なき道も、どっちもスリル満点なコースってことさ。
◆Z世代に伝えたい“自分らしさ”…「何をしてるときにワクワクするか」を大事に(ソニック)
――大変なことがあっても、ふたりが止まらず挑戦を続けられる理由は?
【パックマン】 あまり考えたことなかったな。目の前にあるクッキーを食べていたら、気づいたらここまで来ていたよ。フルーツやパワークッキーを見つけられたときが嬉しくて、ずっと走れていたのかな~。あきらめないことって大切だよね。
【ソニック】 シンプルに楽しくやりたいからさ。面白そうなニオイがしたら、走り出さずにはいられないんだ。それに、背中を押してくれたり、一緒に飛び出したりしてくれる仲間たちもいっぱいいる。足を止める理由なんてどこにもないぜ。
――ふたりともとても個性的ですが、“自分らしさ”みたいなものはありますか?
【パックマン】 “自分らしさ”か~。みんなを笑顔にさせられるこの笑顔が“自分らしさ”ってやつなのかな。いつも元気でハッピーなところ、なんでもパクパク食べるところも、みんなから親しんでもらえるものかもと思ったりしてるよ!
【ソニック】 オレは誰かのために走ってるワケじゃないし、誰かのルールに縛られるのもゴメンなんだ。だから、自分の心に従って、行きたい場所に行く。背伸びしないで、ありのままで、自由。それが“自分らしさ”ってヤツなんじゃないかな。
――ふたりとも人間界では、Z世代からも人気なのですが、彼らは「他人と比べるよりも自分らしさや自己肯定感」を大切にしています。そんなZ世代に“自分らしさ”の出し方を聞かれたら?
【ソニック】 Z世代ってのはよくわからないけど、自分が何にワクワクするかを大事にすればいいんじゃないか? 誰かと比べず、自分の直感を信じて進む。もし迷っても、正解を探すより、楽しそうな方に走り出す。その繰り返しの中で、“自分らしさ”ってのが形になっていくと思うぜ。
――さまざまな困難に打ち勝ってきたからこその言葉ですね。パックマンは?
【パックマン】 ちょっと難しいけど…みんな、ありのままいればいいんじゃないかな。ゴーストのブリンキー、インキー、ピンキー、クライドもみんな性格が全然違うんだけど、その個性がとってもチャーミングで素敵だなと思うよ! いたずら好きなとこだけは困っちゃうけどね~。
◆今日からお互いが“推し”に…誰かを応援するってすごくハッピーなこと(パックマン)
――ちなみに、そのZ世代を中心に「推し活」という文化があります。ふたりは推される側ですが、この文化をどう思いますか?
【パックマン】 おしかつ…? 応援してくれている人がいるってこと? わお! とっても嬉しい! みんながみんなを応援しあえるって本当にステキなことだと思うな。誰かを応援するってすごくハッピーなことだよね。
【ソニック】 Wow,面白い文化だな! 誰かがオレを見て元気になってくれたり、明日もがんばろうって思ったりしてくれてるなら、悪い気はしないね。Thanks! オレの走りが、誰かの背中を押す追い風になってるなら最高さ。
――みんなから推されるふたりですが、人気者の秘訣は?
【パックマン】 人気者の秘訣か~みんなから応援してもらった分、たくさんのパワーをみんなに届けているからかな! 元気にポジティブに、みんなと楽しく過ごせることをいつも考えているよ!
【ソニック】 そんな大げさなものはないけど、強いて言うなら…誰も、自分も、ぜったい裏切らないことかな。オレは最高の友達のみんなをガッカリさせるようなカッコ悪いことはしたくないし、いつだって自分らしくありたいって思うのさ!
――逆に、ふたりの「推し」はいますか?
【パックマン】 パックバディっていう相棒がいるんだ! いつもそばにいてくれて元気をくれて…これが「推し」になるのかな?
【ソニック】 OK,「推し」、覚えたぜ! オレにとってなくてはならないものって意味なら、答えはひとつ。チリドッグ! パリッとしたソーセージに、ピリ辛のチリビーンズが…おっと。もちろん、パックマンのことも「推し」さ。その止まらない食べっぷり、これからも応援するぜ!
【パックマン】 ありがとう。「推し」って初めて聞いた言葉だから面白いね、ソニックのことも今日から「推し」にしようかな~なんて。へへっ。
――そういえば、最近のパックマンは『パックマンワールド2 リ・パック』の“グリーンヒルゾーン”をモチーフにしたステージを駆け抜けていますね。
【パックマン】 グリーンヒルのあの爽快感…最高だよね。青い空に、白い雲。ヤシの木に、トーテムポール。走らないでいられる方が不思議なくらいだよ。ソニックの気持ちがすごく理解できた! 360度ループやダッシュリング、それ以外にもグラインドレールで滑走したり、噂ではDr.エッグマンも出てくるんだとか? いずれにせよ、あそこは完全にチルい場所だよ。グリーンチル…おっと失礼。
◆再会を喜ぶふたり…「パックマンらしく、ポジティブにパクパク進んでくれよな!」(ソニック)
――ソニックは『ソニックレーシング クロスワールド』で“トラベルリング”を使ったレースに挑戦しているそうですね。
【ソニック】 ドドンパが最近はじめた、“トラベルリング”でいろんなコースにワープしながら競走する、とんでもないレースのことだな。見たこともない場所に行けたりもして、最高に面白いぜ! それに、マシンでのレースは、自分の足で走るのとはまた違うスピード感がたまらなくて、結構クセになるんだ。“トラベルリング”の向こうからパックマンが飛びだしてくる…なんて展開も、いつかあるかもな?
【パックマン】 実は近いうちに『ソニックレーシング クロスワールド』にも参戦予定なんだ。ここでは、単に速さを競うだけじゃなくて、オシャレなマシンや華麗なドライビングスキルも披露するから期待していてね! ソニックやほかのみんなと良い勝負ができたら最高だな~。
――今日は、こうしてふたりが再会し、お互いお話ができてどうでしたか?
【パックマン】 久しぶりに会えて、本当にうれしかった! 改めて思ったのは、足の速さではやっぱり彼にはかなわないかもしれないけれど、一緒に走るのはとっても楽しいし、これからも一緒に走っていきたいなってこと…でも、食べる速さはソニックよりも速いかな! 今度は食べる速さで競争するのはどう?
【ソニック】 いいねえ。スピード勝負なら負けないぜ? 今度会うときは、推しチリドッグをいっぱい用意しないとな。オレも久しぶりに話せて楽しかったよ。改めて話してみると、底なしのハッピーさとか、「お腹いっぱい楽しみたい!」って感じのパワーとか、パックマンにしかない魅力がたくさん伝わってきたぜ!
――最後にお互いへエールを送ってください。
【パックマン】 ソニックの冒険の話を聞くのはいつもとっても楽しくて、また次の冒険の話もたくさん聞かせてほしいと思っているよ! だから、これからもソニックらしく走り続けてね。お互い未来に向かって楽しむことを忘れずに、また絶対に一緒に遊ぼうね!
【ソニック】 これからもパックマンらしく、ポジティブにパクパク進んでくれよな! それぞれの道を目いっぱい走ってれば、きっとまたどこかで道が交わって、一緒に遊べるって信じてるぜ。そのときまで、お互いサイコーの冒険を続けような。See you!
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一方、音速のハリネズミであるソニックは、1991年にゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』で初登場して以来、国内外で親しまれる。マリオやハローキティ、LEGOやプーマとのコラボレーションなど、IPとしても活躍。そんなふたりは、最新ゲーム『パックマンワールド2 リ・パック』(バンダイナムコエンターテインメント)、『ソニックレーシング クロスワールド』(セガ)でコラボレーションしている。
――まずは、パックマン、45周年アニバーサリーおめでとうございます! ソニックの世界にはこうした概念はないと思いますが、人間界ではお祝い期間になっています。ソニックからひと言!
【ソニック】 Great,すごいじゃないか! オレには「何周年」みたいなのはピンとこないけど、すっごい長い間、走り続けてきたってことだよな? いつも元気でハッピーで、みんなを明るい気持ちにしてきたパックマンに、心から「おめでとう」を伝えたいぜ。
【パックマン】 Waka Waka Waka…。
――そうでした…パックマンの発言には通訳に入ってもらいますね。
【パックマン】 ソニック、いつもありがとう! こうやって一緒にゲームで遊んでくれて、たくさんご飯も食べられてとっても嬉しいよ! これからも元気でハッピーで過ごすね。そして一緒にみんなを明るい気持ちにしていこうね!
――実は、ふたりは昔から仲が良いそうですが、お互いのことをどこまで知っていますか?
【パックマン】 そうそう、実はソニックとは昔からの友達なんだよね。初めて会ったときのことじゃないけど、この前、『パックマンワールド2 リ・パック』の世界で、ソニックから手紙とプレゼントをもらったんだ。3つの新しいコラボステージに、コラボ衣装…たくさんプレゼントしてもらったんだけど、手にした瞬間、「よーし、もっと新しい世界(ワールド)に飛び込んでいくぞ!」ってワクワクが止まらなくなったんだ。そんな最高なプレゼントをくれるソニックはさすがだなって思ったよ!
【ソニック】 あのときは、パックランドで一緒に走って、エッグマンをやっつけて、最高に楽しかったな! 実はパックマンがあんなに走れると思ってなかったから、いい意味でビックリしたぜ。パックマンはとにかく食べることが大好きで、どんなピンチもパクパク食べて切り抜ける姿がものすごくクールなんだ。オレたちはスタイルこそ違うけど、どんな状況も楽しもうとするところは似てるのかもな。
◆迷路を進む人生 VS 走り抜ける人生…「楽しいことに触れたときのワクワクは最高にうれしいよ!」(パックマン)
――お互いのどんなところに魅力を感じますか?
【パックマン】 本当にソニックは足が速いよね! 毎日ゴーストたちに追いかけられているから逃げることには自信あるんだけど、それでもソニックには勝てないや! だから、ついこの前はソニックのアドバイスを受けながら、どうやったら走るタイムを縮められるか考えていたよ。これから練習してソニックぐらい速く走れるようになりたいな~。でもやっぱり、一番の魅力は勇気があってやさしいところかな。
【ソニック】 Thanks! パックマンは、黄色くてまるいシルエットを見たら、一発でわかるのがオシャレだよな! それに、その赤いブーツ。オレのシューズと同じ色ってのが、ちょっと嬉しくなるポイントなんだ。そして忘れちゃいけないのが、敵に囲まれてもパワークッキーひとつで一気に逆転できる無尽蔵なエネルギー。そのタフさとパワフルさは、めちゃくちゃ頼もしいぜ。
――パックマンは“迷路”で、ソニックは“疾走”して冒険してきました。これまで大変だったことや嬉しかったことは?
【パックマン】 あまり考えたことなかったな~。ゴーストたちとメイズ(迷路)にいることが多かったからね。ゴーストのブリンキー、インキー、ピンキー、クライドたちが追いかけてくるから逃げるのは大変だったかも。だからこそ何かを成し遂げたとき、楽しいことに触れたときのワクワクは最高にうれしいよ! もちろんフルーツやクッキーを食べているときも最高のひと時さ!
【ソニック】 うーん…じっとしてなきゃいけないときはキツいな。エッグマンに捕まって閉じ込められたときなんかは、退屈でどうにかなりそうだったぜ。逆に、嬉しいことは毎日ある。だって、オレにとっては毎日が冒険でワクワクの連続だからさ。
――“迷路”と“疾走”、それぞれの道を人生に例えたら?
【パックマン】 人生とかはよくわからないけど…いろんな道があるよね。実はメイズの中ではいろいろ起きていて、ゴーストたちに捕まっちゃうときもあれば、走り続けていると偶然フルーツやパワークッキーがあって一発逆転! 逆にゴーストたちを追いかけることだってあるんだ。何が起きるかわからないからおもしろいなと思っているよ。
【ソニック】 オレの人生が“疾走”だとしたら、気になるものを見つけたら、その方向にひたすら走っていくイメージかな。ちょっとした寄り道だって、立派な冒険になりえるんだ。とにかく進み続けるって点では、オレもパックマンも同じだと思うぜ。パックマンのメイズも、オレの道なき道も、どっちもスリル満点なコースってことさ。
◆Z世代に伝えたい“自分らしさ”…「何をしてるときにワクワクするか」を大事に(ソニック)
――大変なことがあっても、ふたりが止まらず挑戦を続けられる理由は?
【パックマン】 あまり考えたことなかったな。目の前にあるクッキーを食べていたら、気づいたらここまで来ていたよ。フルーツやパワークッキーを見つけられたときが嬉しくて、ずっと走れていたのかな~。あきらめないことって大切だよね。
【ソニック】 シンプルに楽しくやりたいからさ。面白そうなニオイがしたら、走り出さずにはいられないんだ。それに、背中を押してくれたり、一緒に飛び出したりしてくれる仲間たちもいっぱいいる。足を止める理由なんてどこにもないぜ。
――ふたりともとても個性的ですが、“自分らしさ”みたいなものはありますか?
【パックマン】 “自分らしさ”か~。みんなを笑顔にさせられるこの笑顔が“自分らしさ”ってやつなのかな。いつも元気でハッピーなところ、なんでもパクパク食べるところも、みんなから親しんでもらえるものかもと思ったりしてるよ!
【ソニック】 オレは誰かのために走ってるワケじゃないし、誰かのルールに縛られるのもゴメンなんだ。だから、自分の心に従って、行きたい場所に行く。背伸びしないで、ありのままで、自由。それが“自分らしさ”ってヤツなんじゃないかな。
――ふたりとも人間界では、Z世代からも人気なのですが、彼らは「他人と比べるよりも自分らしさや自己肯定感」を大切にしています。そんなZ世代に“自分らしさ”の出し方を聞かれたら?
【ソニック】 Z世代ってのはよくわからないけど、自分が何にワクワクするかを大事にすればいいんじゃないか? 誰かと比べず、自分の直感を信じて進む。もし迷っても、正解を探すより、楽しそうな方に走り出す。その繰り返しの中で、“自分らしさ”ってのが形になっていくと思うぜ。
――さまざまな困難に打ち勝ってきたからこその言葉ですね。パックマンは?
【パックマン】 ちょっと難しいけど…みんな、ありのままいればいいんじゃないかな。ゴーストのブリンキー、インキー、ピンキー、クライドもみんな性格が全然違うんだけど、その個性がとってもチャーミングで素敵だなと思うよ! いたずら好きなとこだけは困っちゃうけどね~。
◆今日からお互いが“推し”に…誰かを応援するってすごくハッピーなこと(パックマン)
――ちなみに、そのZ世代を中心に「推し活」という文化があります。ふたりは推される側ですが、この文化をどう思いますか?
【パックマン】 おしかつ…? 応援してくれている人がいるってこと? わお! とっても嬉しい! みんながみんなを応援しあえるって本当にステキなことだと思うな。誰かを応援するってすごくハッピーなことだよね。
【ソニック】 Wow,面白い文化だな! 誰かがオレを見て元気になってくれたり、明日もがんばろうって思ったりしてくれてるなら、悪い気はしないね。Thanks! オレの走りが、誰かの背中を押す追い風になってるなら最高さ。
――みんなから推されるふたりですが、人気者の秘訣は?
【パックマン】 人気者の秘訣か~みんなから応援してもらった分、たくさんのパワーをみんなに届けているからかな! 元気にポジティブに、みんなと楽しく過ごせることをいつも考えているよ!
【ソニック】 そんな大げさなものはないけど、強いて言うなら…誰も、自分も、ぜったい裏切らないことかな。オレは最高の友達のみんなをガッカリさせるようなカッコ悪いことはしたくないし、いつだって自分らしくありたいって思うのさ!
――逆に、ふたりの「推し」はいますか?
【パックマン】 パックバディっていう相棒がいるんだ! いつもそばにいてくれて元気をくれて…これが「推し」になるのかな?
【ソニック】 OK,「推し」、覚えたぜ! オレにとってなくてはならないものって意味なら、答えはひとつ。チリドッグ! パリッとしたソーセージに、ピリ辛のチリビーンズが…おっと。もちろん、パックマンのことも「推し」さ。その止まらない食べっぷり、これからも応援するぜ!
【パックマン】 ありがとう。「推し」って初めて聞いた言葉だから面白いね、ソニックのことも今日から「推し」にしようかな~なんて。へへっ。
――そういえば、最近のパックマンは『パックマンワールド2 リ・パック』の“グリーンヒルゾーン”をモチーフにしたステージを駆け抜けていますね。
【パックマン】 グリーンヒルのあの爽快感…最高だよね。青い空に、白い雲。ヤシの木に、トーテムポール。走らないでいられる方が不思議なくらいだよ。ソニックの気持ちがすごく理解できた! 360度ループやダッシュリング、それ以外にもグラインドレールで滑走したり、噂ではDr.エッグマンも出てくるんだとか? いずれにせよ、あそこは完全にチルい場所だよ。グリーンチル…おっと失礼。
◆再会を喜ぶふたり…「パックマンらしく、ポジティブにパクパク進んでくれよな!」(ソニック)
――ソニックは『ソニックレーシング クロスワールド』で“トラベルリング”を使ったレースに挑戦しているそうですね。
【ソニック】 ドドンパが最近はじめた、“トラベルリング”でいろんなコースにワープしながら競走する、とんでもないレースのことだな。見たこともない場所に行けたりもして、最高に面白いぜ! それに、マシンでのレースは、自分の足で走るのとはまた違うスピード感がたまらなくて、結構クセになるんだ。“トラベルリング”の向こうからパックマンが飛びだしてくる…なんて展開も、いつかあるかもな?
【パックマン】 実は近いうちに『ソニックレーシング クロスワールド』にも参戦予定なんだ。ここでは、単に速さを競うだけじゃなくて、オシャレなマシンや華麗なドライビングスキルも披露するから期待していてね! ソニックやほかのみんなと良い勝負ができたら最高だな~。
――今日は、こうしてふたりが再会し、お互いお話ができてどうでしたか?
【パックマン】 久しぶりに会えて、本当にうれしかった! 改めて思ったのは、足の速さではやっぱり彼にはかなわないかもしれないけれど、一緒に走るのはとっても楽しいし、これからも一緒に走っていきたいなってこと…でも、食べる速さはソニックよりも速いかな! 今度は食べる速さで競争するのはどう?
【ソニック】 いいねえ。スピード勝負なら負けないぜ? 今度会うときは、推しチリドッグをいっぱい用意しないとな。オレも久しぶりに話せて楽しかったよ。改めて話してみると、底なしのハッピーさとか、「お腹いっぱい楽しみたい!」って感じのパワーとか、パックマンにしかない魅力がたくさん伝わってきたぜ!
――最後にお互いへエールを送ってください。
【パックマン】 ソニックの冒険の話を聞くのはいつもとっても楽しくて、また次の冒険の話もたくさん聞かせてほしいと思っているよ! だから、これからもソニックらしく走り続けてね。お互い未来に向かって楽しむことを忘れずに、また絶対に一緒に遊ぼうね!
【ソニック】 これからもパックマンらしく、ポジティブにパクパク進んでくれよな! それぞれの道を目いっぱい走ってれば、きっとまたどこかで道が交わって、一緒に遊べるって信じてるぜ。そのときまで、お互いサイコーの冒険を続けような。See you!
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