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霜降り明星・せいや、フジ“名作ドラマ”続編主演に「不安よりワクワクが勝ちました」 ありえないスケジュールで“名シーン”撮影も

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2026-04-01 06:30
霜降り明星・せいや、フジ“名作ドラマ”続編主演に「不安よりワクワクが勝ちました」 ありえないスケジュールで“名シーン”撮影も
霜降り明星・せいや (C)ORICON NewS inc.
 昨秋に制作が発表され、大きな話題となったフジテレビが誇る名作ドラマ『101回目のプロポーズ』の続編となる『102回目のプロポーズ』が、きょう4月1日、フジテレビ系で放送される(後11:00/FODでは3月19日から先行配信中)。本作は、『101回目~』の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野温子)と星野達郎(武田鉄矢)が結婚し、生まれた娘・光(唐田えりか)が主人公のラブストーリー。相手役となる空野太陽を演じる霜降り明星・せいやは、本作の企画を務めた元放送作家の鈴木おさむ氏が「この役は、せいやしかいない」と“決め打ち”だったという。名作ドラマの続編というプレッシャーのなか、撮影に臨んだせいやに話を聞いた。【インタビュー全2回の前編】

【動画】「全部やらないとレジェンド芸人になれない」霜降り明星・せいや、俳優業への思い

■前作の武田鉄矢さんに引っ張られないように意識「全然違う物語になっている」

――本作の撮影に入るにあたり、どういう準備をして臨みましたか?
【せいや】そうですね…この仕事決まってから、(『101回目~』の主題歌であるCHAGE and ASKAの)「SAY YES」がずっと、頭の中でかかってて(笑)。もう1回『101回目のプロポーズ』を見ましたね。やっぱ武田(鉄矢)さんの枠じゃないですか。他人がやっていたとしても、「うわ、すげえな」って思うオファーが自分に来たみたいな。だから、逆に「武田さんのモノマネしてるやん」「前回の主人公・達郎と一緒やん」って言われないように、武田さんに引っ張られないように意識はしました。全然違う物語になっていると思います。

――“レジェンドタイトル”で自分に主演が来たというプレッシャーは感じられましたか?
【せいや】そうっすね、やっぱり…「えっ」みたいな。武田鉄矢さんもともと好きなんで、もちろん憧れではあるんですけど…。確かに最初は「大丈夫かな」ってありましたね。でも、何人か候補がいて、指名3番目ですとか、4番目ですとか言われてたら、「わあ、どうしようかな」とか思っていたんですけど、もうなんか「第1指名でせいやでしか考えてない」って前から結構言われていたんですよ。飲みの場とかでも、(本作の企画を立ち上げた)鈴木おさむさんに「企画したい。せいやで撮りてぇんだよね」って。なので「ほんまに言うててくれたんや」みたいな。

 実際、とんでもないスケジュールで撮らしてもらったんですよ。それも期待していただいてたというか…。武田鉄矢さんにも了承いただいて。「武田さんが、これをせいやとやるって言ってくれてんねや」っていうので、「これはもう、ビビらずに行こう」っていう感じですかね。ほんとにありがたすぎて、不安よりワクワクが勝ちました。

――「とんでもないスケジュール」というと?
【スタッフ】(スケジュールを)月に5日しかいただけませんでした(笑)。主演ですけど月に5日を3ヶ月間。全12話をほぼ15日で…。でもそんな風に思えない分量出てます。

【せいや】朝5時ぐらいに起きて、夜中の1時に終わるみたいな日もありました。マジで疲れましたね。ドラマやばい時期と、(『新しいカギ』の)ダンスの練習せなあかん時期が微妙にかぶってたんですよ、最初。あれがめっちゃきつくて。

 ちょっとマネージャーに「これほんまに?しんどすぎるけどマジで…?」って。マネージャーも泣きそうなりながら「いやもう、これは頑張りましょう」みたいな。そん時はハイになっているので、なんとか乗り越えれるんですけど、ドラマ終わって2週間ぐらいして、めっちゃ疲れて、放心状態になりました(笑)。

■“せいや主演”のドラマは「たぶん特殊な主人公の時に当てはまる」

――実際に『102回目~』の台本読んでどのように思われましたか?
【せいや】まず、すごいテンポ感のいい世界観で、結構笑えるシーンも多くて。武田さんと僕の、ちょっとしたコントじゃないですけど、やり取りとか「ふふっ」て笑える作品なんで、いいなと思いました。やっぱり芸人やから不安はあったんですけど、やっぱ面白いから、「この作品で主演って言われるのうれしいな」って思える、そういう脚本でした。

――先ほどの鈴木おさむさんのお話からも、主演は決め打ちだったと思われるわけですが、ご自身が主演に選ばれた要因はどんなところにあると思いますか?
【せいや】僕が主演やるって、ほんま限られてると思うんですよ、パターンが。まず二枚目じゃない。順風満帆じゃなくて、うまくいかない主人公の方が面白い。“哀愁”の方じゃないですか。いろんな条件が、確かにこの主人公、前回の星野達郎のとこ、確かにあっているんですよね。だから主役に抜てきされたんかなって。当時もトレンディードラマで、なんやこの主人公って言われていた枠らしいんですよ。「なんで武田鉄矢が恋愛(ドラマ)『月9』でやんねん」みたいな。たぶん特殊な主人公の時に当てはまるのかなっていう。

――今作で演じられた空野太陽は、ほぼ当て書きだったようですが、ご自身と似ていると感じるところはありますか?
【せいや】そうですね…僕の中にもいろんな多面的な性格があると思うんです。例えばモノマネとかお笑いに関してはすごい昔から頭回るとこがあるんですけど、人ができるようなことすっごいできなかったりするんですね。これ不器用やなみたいな。

 僕の中からお笑いをとった状態が、空野太陽というか…不器用な部分を凝縮させて煮詰めたみたいな(笑)。ほんまに102回プロポーズするのか、ちょっとお楽しみなんですけど、とんでもない数プロポーズ失敗してるわけじゃないですか。でもどこかで「こいつかわいいな、人間くさいな」ってギリ見捨てられてないみたいな。人間性の良さでなんとか生き残っているみたいな。もう今の時代珍しい超不器用な人間ですね。

――冷静に分析されて役に臨まれたんですね。
【せいや】正直、(自分の中では)全然違うんすよね。似てるようで(似ていない)。僕、太陽になりたくないなってちょっと思いました(笑)。でも一部分では、空野太陽みたいな、純真さとか、まっすぐさ、見習う部分もあるんですけど…。すごい人に謝ったりとか、お金全然なかったりとか、服もやばいんすよ、結構シャツずっとインしててみたいな。そらきついわなみたいな。でも、ええやつなんです。この時代に珍しい感じですね。

 武田さんもおっしゃっていたんですけど、『101回目~』も『102回目~』も、ファンタジーなので、それぐらい飛んでる主人公じゃないと成立しないんですよね。だから、一部分では僕ですけど、大部分ではやっぱファンタジーのキャラやなっていう感じですね。

■憧れの武田鉄矢と共演「鉄矢さんとのこのドラマで主演できたというのが、ほんまにすごいラッキーやった」

――主演として、撮影の現場はいかがでしたか?
【せいや】鉄矢さんもそうですけど、僕も監督に相談して、「ここのシーン、これ言いたいんですよね」とか、脚本も結構自由にアイデア出さしてもらったら、「いや、それ行きましょう」とか言ってもらえたり。演者ファーストの環境で、すごいありがたかったです。ドラマの現場、そんな慣れてないんですけど、すごい楽しくやらせていただきました。作品に対する熱量、全部ぶつけれたなって。やりきらしていただいたのがすごいありがたかったです。あの“トラックのシーン”もあるんですよ。

――『101回目~』の名シーンですね。
【スタッフ】準備稿の段階ではなかったんです(笑)。

【せいや】そう、なかったんですよ。僕もどっかで、『トラックのやつやりたいな』みたいに思ってたんですけど、もちろん言えず。ただ、鉄矢さんが『いや、やろうよ』って。最初の顔合わせの時に。急遽決まって、そのために1日スケジュールを取りました(笑)。

――それも見どころのひとつですね。先ほどのお話のなかに、武田さんに引っ張られないようにしたとおっしゃっていましたが、本作では武田さんとのシーンも多いです。インスパイアされた部分はありますか?
【せいや】そうですね。武田さんのお芝居にやっぱ引き込まれていったのはありますね。結構シリアスなシーンというか、武田さんと2人でずっとセリフをサシでしゃべるシーンがいくつもあるんですけど、自然と涙出たりとか。それはやっぱ武田さんの演技にすごい引っ張っていただいて。

――武田さんからアドバイスはありましたか?
【せいや】最初から「こうした方がいいよ」とかはなかったんですけど、武田さんと撮るシーンが増えるにつれ、ちょっと大事な長ぜりふとかシリアスなシーンとか増えていくたびに、「もっとゆっくりしゃべっていいから」とか、明確にアドバイスをくれましたね。抽象的なアドバイスじゃなくて、「これはゆっくり行こう」みたいな。それも僕だけじゃなくて。今回、若い人が多かったので。

 鉄矢さんが打ち上げでもおっしゃってたんですけど、「自分もやってもらったことを、次(の世代へ)。俺が(新人で入ったとき)先輩にやってもらったことを(やってあげようと)。ちょっとお前に投影してた」とおっしゃってくれてて。ほんまに僕が手ごたえあったシーンとかは、楽屋に帰りながら「お前、あの顔よかったなみたいな」とか。1回、「お前だんだん、受け上手くなったな」みたいにおっしゃっていただいて。めっちゃうれしかったのを覚えてます。

 アドバイスというか、ほんまに本気で褒めてくれてるというか、それでまたやる気出るじゃないですか。でもマジでいい最高の先輩というか、師匠であり、なんかすごい人やなと思いましたよね。

――武田さんとはこれまでも共演もあったかと思うのですが、ドラマとバラエティーでの印象は違いますか?
【せいや】そうですね。『ぐるナイ』とかでも共演したんですけど、めっちゃ面白いんですよ。でも「バラエティーは芸人の方がプロやから」みたいな感じで、鉄矢さんも1歩引いてくれる感じがあって。「お笑いで頑張ってるやつ好きなんだよ」みたいな。

 でも、やっぱドラマの現場では、すごいいい経験できたなっていう。初めての主演なんで、まあまあこの先ももちろん俳優じゃないんでできるかわかんないすけど、鉄矢さんとのこのドラマで主演できたというのが、ほんまにすごいラッキーやったなと思って。“鉄矢節”をすごい感じました。


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