エンタメ
2026-06-30 05:05
フランスで開催された「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」(現地時間6月21日~27日)で、オリジナル劇場アニメ『KILLTUBE(キルチューブ)』(2026年完成予定)が「Work in Progress(WIP)」部門に選出され、現地時間6月26日に制作陣によるトークセッションが行われた。
【画像】初公開の制作中本編カット(4点)
1960年創設の同映画祭は、世界最高峰のアニメーション映画祭として知られる。今年は100以上の国と地域から数千本の作品が集まる中、日本から過去最多となる25作品が選出。本作が選出されたWIP部門は、世界中から選ばれた制作中のアニメーション作品について、クリエイター自ら制作過程や最新映像を紹介する人気企画。コンペティション部門と並び、映画祭の注目プログラムの一つとして知られる。
当日は、企画・監督の栗林和明をはじめ、コンセプトアートディレクターの澤井富士彦、脚本の竹林亮、プロデューサーの藤村香耶音が登壇。約300人のアニメーション業界関係者やクリエイターを前に、本作の制作過程や作品の魅力を紹介した。
本作は、現代まで江戸時代が続く日本を舞台に、身分制度が厳格に管理された社会で、身分を変える唯一の方法「決闘配信」を通じて、最下層の3人組が頂点を目指すバトルエンターテインメント。日本を皮切りにフランスや北米での展開を視野に入れ、2027年以降の世界公開に向けて制作が進められている。
セッションでは、躍動感あふれる3DCGアクションや最新の本編映像を初公開。主人公たちが渋谷下層エリアを歩くシーンや、壮大な決闘を予感させるカットなども披露されると、会場からは大きな歓声が上がった。
栗林和明監督はパイロット映像を交えながら作品を紹介し、本作を単なる映画制作ではなく、オリジナル作品を生み出すための「実験の場」と位置付け、数々の試行錯誤の過程も公開しながら制作を進めているプロジェクトへの思いを語った。
澤井は、「江戸パンク」の世界観が生まれるまでのビジュアル開発を解説。浮世絵や提灯の色彩を取り入れた独創的なアート制作の裏側を紹介すると、会場からは歓声が上がった。
さらに、竹林は、実写映画の共同脚本チーム3人に加え、20人以上のクリエイターが参加する実験的な制作体制を紹介。「ストーリーの骨格」の設計から、大人数でプロジェクトを進める難しさまで、ユーモアを交えながら制作秘話を語った。
イベント終了後には観客から「KILLTUBE」コールが巻き起こり、制作陣を囲んでサインや握手を求める長蛇の列ができるなど、大きな盛り上がりを見せた。
栗林監督は、「人生で初めてのWork in Progressで、初めて披露する制作過程ばかりでしたが、想像を超える熱狂を浴びさせていただき、本当に勇気をもらいました。見たことがない世界にダイブしてもらうために、最後の最後まで怒涛のアイデアと創意工夫を詰め込みまくっています」とコメント。
澤井は「『江戸パンク』という世界観をアヌシーの皆さまに届けられたこと、そして現地で温かく迎えていただけた瞬間は、クリエイター冥利に尽きる最高の時間でした」と喜びを語り、竹林氏も「皆さんに完成を観てもらうことを想像するだけで胸が弾みます!」と完成への期待を口にした。
藤村プロデューサーは「“生まれた時から身分が決まっている”KILLTUBEの世界で、本作の主人公たちは社会の底辺から運命を切り拓いていきます。本作監督の栗林、そして竹林、澤井をはじめとした制作陣は、まさに彼らのように、この作品の先に新たな景色を見ようとしている人たちです。皆様にお届けできる日まで、どうかご期待ください」と話していた。
■あらすじ
現代まで江戸時代が続いた日本。
海を閉ざす壁の中には、巨大な高層都市がひしめきあっていた――。
人々は平和な社会のために、レベル1から7までに分けられた身分によって、住まい・職業・食までも厳重に管理されていた。
生まれ持った身分を替える、唯一の方法。
それは、国営の決闘配信プラットフォーム「KILLTUBE」で勝ち抜くこと。
夢のため、自由のため、民衆は血で塗られたステージへと身を投じていく。
そこに現れたのが、犬に育てられた型破りな少年ムサシ。
詐欺師のキクチヨ、発明家のレオの3人で、江戸の頂点を目指して社会の底辺から「KILLTUBE」に参戦することになる。
型破りな方法で勝ち上がっていく3人は将軍イエヤスの目に止まることになるが、同時にこの社会の不気味な歪みに直面することになる――。
果たして、ムサシたちは、この世で自由を手にすることができるのか?
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【画像】初公開の制作中本編カット(4点)
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当日は、企画・監督の栗林和明をはじめ、コンセプトアートディレクターの澤井富士彦、脚本の竹林亮、プロデューサーの藤村香耶音が登壇。約300人のアニメーション業界関係者やクリエイターを前に、本作の制作過程や作品の魅力を紹介した。
本作は、現代まで江戸時代が続く日本を舞台に、身分制度が厳格に管理された社会で、身分を変える唯一の方法「決闘配信」を通じて、最下層の3人組が頂点を目指すバトルエンターテインメント。日本を皮切りにフランスや北米での展開を視野に入れ、2027年以降の世界公開に向けて制作が進められている。
セッションでは、躍動感あふれる3DCGアクションや最新の本編映像を初公開。主人公たちが渋谷下層エリアを歩くシーンや、壮大な決闘を予感させるカットなども披露されると、会場からは大きな歓声が上がった。
栗林和明監督はパイロット映像を交えながら作品を紹介し、本作を単なる映画制作ではなく、オリジナル作品を生み出すための「実験の場」と位置付け、数々の試行錯誤の過程も公開しながら制作を進めているプロジェクトへの思いを語った。
澤井は、「江戸パンク」の世界観が生まれるまでのビジュアル開発を解説。浮世絵や提灯の色彩を取り入れた独創的なアート制作の裏側を紹介すると、会場からは歓声が上がった。
さらに、竹林は、実写映画の共同脚本チーム3人に加え、20人以上のクリエイターが参加する実験的な制作体制を紹介。「ストーリーの骨格」の設計から、大人数でプロジェクトを進める難しさまで、ユーモアを交えながら制作秘話を語った。
イベント終了後には観客から「KILLTUBE」コールが巻き起こり、制作陣を囲んでサインや握手を求める長蛇の列ができるなど、大きな盛り上がりを見せた。
栗林監督は、「人生で初めてのWork in Progressで、初めて披露する制作過程ばかりでしたが、想像を超える熱狂を浴びさせていただき、本当に勇気をもらいました。見たことがない世界にダイブしてもらうために、最後の最後まで怒涛のアイデアと創意工夫を詰め込みまくっています」とコメント。
澤井は「『江戸パンク』という世界観をアヌシーの皆さまに届けられたこと、そして現地で温かく迎えていただけた瞬間は、クリエイター冥利に尽きる最高の時間でした」と喜びを語り、竹林氏も「皆さんに完成を観てもらうことを想像するだけで胸が弾みます!」と完成への期待を口にした。
藤村プロデューサーは「“生まれた時から身分が決まっている”KILLTUBEの世界で、本作の主人公たちは社会の底辺から運命を切り拓いていきます。本作監督の栗林、そして竹林、澤井をはじめとした制作陣は、まさに彼らのように、この作品の先に新たな景色を見ようとしている人たちです。皆様にお届けできる日まで、どうかご期待ください」と話していた。
■あらすじ
現代まで江戸時代が続いた日本。
海を閉ざす壁の中には、巨大な高層都市がひしめきあっていた――。
人々は平和な社会のために、レベル1から7までに分けられた身分によって、住まい・職業・食までも厳重に管理されていた。
生まれ持った身分を替える、唯一の方法。
それは、国営の決闘配信プラットフォーム「KILLTUBE」で勝ち抜くこと。
夢のため、自由のため、民衆は血で塗られたステージへと身を投じていく。
そこに現れたのが、犬に育てられた型破りな少年ムサシ。
詐欺師のキクチヨ、発明家のレオの3人で、江戸の頂点を目指して社会の底辺から「KILLTUBE」に参戦することになる。
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