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エッセイスト・岸本佐知子氏、『伊丹十三賞』受賞に喜び「脳内五歳児の私が頂戴してしまっていいのだろうかとドキドキ」【プロフィールあり】

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2026-07-16 17:00
エッセイスト・岸本佐知子氏、『伊丹十三賞』受賞に喜び「脳内五歳児の私が頂戴してしまっていいのだろうかとドキドキ」【プロフィールあり】
岸本佐知子(撮影:有村蓮)
 伊丹十三記念館は16日、『第18回伊丹十三賞』を受賞した翻訳家・エッセイストの岸本佐知子氏の受賞コメントとプロフィールを発表した。

【写真】山田の受賞コメントに涙を浮かべた伊丹十三記念館の宮本信子館長

 同賞は、映画監督や俳優、デザイナー、エッセイストなどさまざまな分野で才能を発揮し、1997年に亡くなった伊丹十三さんの遺業を記念して創設された。過去には糸井重里、タモリ、池上彰氏、リリー・フランキー、星野源らそうそうたる顔ぶれが受賞してきた。

 今回の選考委員は酒井順子氏、周防正行氏、南伸坊氏。受賞理由を「現実世界をひょいと裏返してみせるような、翻訳とエッセイのオリジナル仕事に対して」とした。

 受賞を受けて岸本氏は「私の十代、二十代、三十代と、伊丹十三さんは雲の上の憧れの大人でした。エッセイ、映画、翻訳、雑誌、創り出すものすべてが面白く、しかもその一つひとつが型破りでスタイルがありました。そんなかっこいい大人代表の伊丹さんのお名前を冠した素晴らしい賞を、いい歳をしていまだにアルジェリアとナイジェリアがこの世にあることの不思議を克服しきれていないような脳内五歳児の私が頂戴してしまっていいのだろうかと内心ドキドキですが、これからはもっと精進して、死ぬまでにはなんとか成人したいと思っております。館長の宮本信子さんと選考委員、および関係者の皆様に、心より感謝を申し上げます」とコメントした。

 岸本氏は神奈川県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、洋酒会社勤務を経て翻訳家に。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、リディア・ディヴィス『話の終わり』など。『ねにもつタイプ』で第二十三回講談社エッセイ賞を受賞。

 なお、9月7日に東京・六本木の国際文化会館で贈呈式を行う。

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