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中川大志、初の刑事役に「手袋つけて規制線くぐって…“これこれ!”と(笑)」佐々木蔵之介との共演に感慨

エンタメ
2026-07-25 12:00
中川大志、初の刑事役に「手袋つけて規制線くぐって…“これこれ!”と(笑)」佐々木蔵之介との共演に感慨
WOWOW連続ドラマW-30『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』に出演する中川大志
■「蔵之介さんとご一緒できるというのも、この作品にチャレンジしてみたいと思った要素のひとつ」

 19日からスタートしたWOWOWの連続ドラマ『ALIUS-特定事象捜査ファイル-』。科学では説明不能な連続殺人事件に挑むクライムサスペンスで、喉に4本のナイフが刺さるという猟奇的事件と、現場に残された「They control Homo sapiens」という謎のメッセージを起点に、人類の常識を揺るがす未知の存在「ALIUS」に迫る。刑事ドラマの枠を超え、現代社会の脆さや人間の根源に切り込む意欲作となる。

【予告動画】中川大志、初の刑事役に挑戦『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』

 主演の佐々木蔵之介が演じる、手段を選ばず捜査に挑む孤高の刑事・佐野のバディとなるのが、科警研から出向する研究者・神崎透流役の中川大志。「脚本を読んだ時から『絶対やりたい!』と思わせられた」と意気込んできた。

 あす26日の第2話の放送を控え、初めて刑事ドラマにチャレンジした中川にインタビューを実施。神崎というキャラクターへ込めた思いや、佐々木との共演でつかんだもの、そして作品の見どころなど語ってもらった。

――この作品の台本を読んで感じたことを教えてください。

中川:単なる刑事ドラマには収まらない部分がある作品だなと思いました。細かいところはハッキリと言えないんですが、そこの部分の設定をいかにして説得力を持たせられるか、視聴者の方に信じてもらえるか、というのがこの作品に向き合う時のチャレンジでした。とにかくWOWOWのドラマならではの重厚感や、映像クオリティの中でつくっていけたら、今までにない刑事ドラマ、サスペンスドラマになっていくだろうと思っていました。
何より僕は最初に台本を読んだ段階から、神崎というキャラクターがすごく好きになってしまったんです。今までやったことのないようなカラーがあるというか。いろいろと演じがいがありそうなキャラクターだったのでそこも嬉しかったですね。

――佐々木蔵之介さんとの共演を振り返っていかがでしたか?

中川:やはり蔵之介さんとご一緒できるというのも、この作品にチャレンジしてみたいと思った要素のひとつでした。だから今回ガッツリとご一緒できる場面がたくさんあったのは楽しかったですね。僕のキャラクターは科警研から捜査一課に出向してくるという設定なんですけど、実際の科捜研はそういったことはほとんどないそうなんです。だから最初は科警研というのがピンとこなかったんですけど、警察組織の中の人間ではありながらも、刑事とは出自が違うので。(佐々木演じる)佐野さんや、(恒松祐里演じる)羽住といった現場の人たち、見るものすべてに対して、おそらくいろんなことが新鮮だっただろうし、分からないこともたくさんあったと思うんです。でも分からないからこそ言えることもたくさんあって、それで佐野さんをいらつかせたりもするんですけど。そういったところをイメージしながら演じていきました。

――今回、共演してみてあらためて感じた佐々木さんの役者としての魅力、刺激をもらった部分を教えてください。

中川:自分が幼い頃からたくさんの作品で見てきた方ですし、僕もお芝居の仕事をしていく中で、今後30代、40代、50代と、どういう風な年の重ね方をしていけるかな、ということを考えていく時に、やはり蔵之介さんの存在というのは大きくて。こうなりたいな、なっていきたいなと思うところがたくさんある方なんです。現場で見ていてもやっぱり存在感がありますし、喋っていない時のたたずまい、年輪みたいなものって、キャリアを重ねたからこそ出せるものであって。自分もこういう年の重ね方をしていきたいなと思いました。

■「撮影はすごく楽しくて、充実した1ヶ月。緊張感もありつつ、クリエイティブな現場だった」

――撮影中に印象に残ったことは?

中川:実は僕、刑事ドラマをやるのが初だったんですよ。いわゆる殺人現場に規制線が貼られていて。手袋をつけて、そこをくぐっていく、みたいなのを実際に体験してみて「これこれ!」といった感じがありました(笑)。そうした現場の感じは個人的にはちょっとワクワクしてたところでしたね。

――ドラマにはミステリーやサスペンス、SFなどいろんな要素が込められ、異質なものとの共存や、そうしたことについて問いかける深いテーマ性がありましたが、そういうものとどう向き合えばいいのかと考えられましたか?

中川:現代において当たり前になっているものも、そうなるまでに時間がかかった、というものはたくさんあったと思うんです。やはり誰しも得体の知れないもの、分からないものって怖いだろうし。そんな中で阻害されたり、突っぱねられたりといった歴史を経て、今につながっているんじゃないかなと思います。
ただ、今はすごく情報が過多なので、選択肢が多すぎるということはあると思います。そういう中で直接的に触れ合ったりすることもなく、分かった気になってしまう、という面もあると思うんです。だから未知のもの、新しいものは、イメージだけで判断せずに、その先の本質的なものに対しての何かがあるんだろうな、というか。自分が見えてることなんて、たかが知れてるな、と思えたらいいなと思っています。

――今回はオリジナルのドラマとなりましたが、現場でオリジナルの要素が増えた部分などはあったんでしょうか?

中川:撮影はすごく楽しくて、充実した1ヶ月でした。ヒリヒリするような緊張感もありつつも、本当にクリエイティブな現場だったなと思います。誰も見たことがないもの、正解のないものを作っていかなきゃいけない中で、それぞれのアイデアをどう成立させていくかということが各セクションにあって。その中で神崎というキャラクターを肉付けしていく作業がすごく楽しかったんです。科警研の研究員が現場に同行するという、本来はほとんど起きないことがドラマの中で起きている。そこに面白さが出せたらいいなと思っていて。科警研と捜査員との常識が違う、というところのギャップは大事にしたいなと思っていました。それが周りの人から見るとすごい浮いて見えたり、佐野さんから見るとちょっと厄介に見えたりするポイントとなるだろうなと。
あと、科警研と言ってもいろんな部門があるらしいんです。解剖をする部門もあれば、最近ではAIとか映像解析とかもある。だから神崎は画像解析の部門にいるという設定にしよう、というのも監督と話して決めたことでした。だから現場で写真をいっぱい撮るんですけど、そうしたら怒られてしまう、といった感じもあって。そうしたことを膨らませていく作業は楽しかったですね。

■「自分でキャラクター分析し、考えを監督に持っていき、足し算・掛け算で膨らませた」

――壮大な内容の作品だったと思いますが、この企画についてどう感じられていますか?

中川:すごくチャレンジングな企画だなと感じました。やっぱり扱っているテーマが壮大ですし、この脚本を成立させて、なおかつお客さんに楽しんでもらえて説得力を持たせるためには乗り越えないといけない部分もあるなと思いましたし、だからこそやりがいもある。オリジナルだからこそ何でもできるので、だから神崎というキャラクターについても、作品の細かい設定云々に関して、みんなでいろんなアイデアを出し合いながら、ああしてみよう、こうしてみようと言い合う作業はすごくクリエイティブで楽しかったですし、オリジナルだからこその時間だったのかなと思いますね。

――神崎というのは、キャラクターとして少しオタク気質と言いますか、自分の好きなことにのめり込むタイプなのかなと思ったのですが、役作りはどのようにしていったのでしょうか?

中川:自分でキャラクターを分析して、その考えを監督に持っていったところもありますし、監督からお話いただいた部分もあります。そこをすり合わせて、足し算したり掛け算したりして膨らませていったんですけど。劇中で明かされていく神崎のバックボーンというのも、彼の人格を形成していく中でものすごく大きな要素の一つなので。そこも楽しみに見てもらいたいなと思います。
あとは、科警研というのがなじみのない職業なので。科警研の研究員って何をしてる人なの? どこで何をしてる人なの? というところから膨らませたことは多かったですね。もともと科警研の研究員が捜査に同行するというのは現実ではほとんどないということなので。逆にそこの部分こそがこの作品をふくらませる要素であり、面白くしていける、味付けしていけるポイントでもあるなと思ったんです。そこは僕たちの理解も深めていかなきゃいけないところだなと思いましたし、そこのディテールやリアリティという部分は大切に積み上げていかなきゃいけないな、という風に思いました。

――セリフもなじみのない単語も多くて、難しい役だと思ったのですが。

中川:そうですね。まわりからも何を言っているかわからないと言われてしまうくらいですし、難しい言葉、専門的な用語が続いたりしますからね。だからなかなか覚えづらいところもあったりしたんですけど。でもそういうところも説得力を持たせなきゃいけなかったですし。視聴者の方が科警研ってこういう存在なのかなと想像してもらえたらいいなと思うんです。もちろんドラマとしてデフォルメしている表現もありますけど、そこはすごく大事につくりました。

――視聴者に向けてメッセージをお願いします。

中川:この作品に関しては、言えないことがたくさんあります。とにかく秘密が多い作品なんですが、だからと言って構えることなく、それぞれの自由な解釈に見始めてもらえたらいいなと思うんです。
おそらく皆さんも、いろいろな刑事ドラマやサスペンスものを見てきて、いろいろな考察をしてきたと思うんですが、このドラマはそれとはまったく違う方向に、誰もが想像できないような展開をしていく作品となります。そこを楽しみにして見てもらえたらなと思います。

●WOWOW連続ドラマW-30「ALIUS -特定事象捜査ファイル-」
毎週日曜 午後10時放送・配信
出演:佐々木蔵之介
中川大志 恒松祐里
長谷川初範 猪塚健太 池田良 松浦祐也 大河内浩 山中崇/坂井真紀


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