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ONE OK ROCK、無観客ライブの地・ZOZOマリンスタジアムに“帰還” 世界約80万人動員ツアー最終章「これが世界のONE OK ROCKだ!」【ライブレポート】

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2026-09-07 11:05
ONE OK ROCK、無観客ライブの地・ZOZOマリンスタジアムに“帰還” 世界約80万人動員ツアー最終章「これが世界のONE OK ROCKだ!」【ライブレポート】
『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR FINAL 2026』ZOZOマリンスタジアム公演(9月5日)の模様 photo by Masahiro Yamada
 ONE OK ROCKが5日、千葉・ZOZOマリンスタジアムでツアー『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR FINAL 2026』の千葉公演を開催した。

ライブ写真たくさん】アツい!『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR FINAL 2026』ZOZOマリンスタジアム公演の模様

 同ツアーは、昨年2月にリリースしたアルバム『DETOX』を引っさげ、南米、北米、日本、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアを巡ってきたワールドツアーのファイナルとなる凱旋ツアー。これまで49都市54公演のヘッドライナーツアーを駆け抜けたONE OK ROCKが、愛知、福岡、宮城、千葉の4ヶ所8公演を巡り、全世界で約80万人を熱狂させたワールドツアーの最終章を締めくくった。

 この日は、ツアーファイナルとなった2Daysの初日公演。ZOZOマリンスタジアムは、コロナ禍にONE OK ROCKが無観客ライブを行った場所。この日は同所で初となる有観客でのワンマンライブとなり、メンバーもMCで当時を振り返りながら、目の前にファンがいる喜びをかみしめた。

■夕焼けのZOZOマリンに鳴り響いた“世界基準”のサウンド

 雨も心配されたこの日だったが、開演時には美しい夕焼けが広がった。SEが流れ、青いライトに照らされながらメンバーがステージ下からせり上がって登場。「Fight the night」でライブが幕を開けた。

 Takaの伸びやかな歌声が夕暮れのスタジアムに響き、スクリーンにはメンバーたちのモノクロのシルエットが映し出される。夕焼けと重なった光景は、まるで映画のワンシーンのよう。Takaが「準備はいいか!思う存分楽しんで、思う存分暴れて!」と叫ぶと、「Taking Off」「Prove」とヘヴィなグルーヴのナンバーを連発した。Takaはビートにあわせて言葉とメロディーを叩きつけるように歌い、Ryotaの5弦ベースによる深い重低音もスタジアムに力強く響いた。

 「The Beginning」ではイントロから大きな手拍子が巻き起こり、強い意志を感じさせるTakaの表情がスクリーンに映る。シンプルな照明の中、Takaのパワフルな歌声を軸に、バンドサウンドがクリアに響く。ラストには観客が一体となったヘッドバンギングが発生し、大きな盛り上がりを生んだ。

 さらに映像とともに「Make It Out Alive」「Puppets Can’t Control You」「Liar」とたたみかけ、コール&レスポンスやモッシュピットも発生。Takaの強烈なシャウト、Toruの安定感あふれるギターソロ、ステージから立ち上がる炎も相まって、世界各地を巡ってきたバンドの現在地を示すようなスケールの大きい圧巻のセクションとなった。

■無観客ライブの記憶「人がいるって幸せ」

 MCでは、前日に37歳の誕生日を迎えたベースのRyotaが「昨日で37歳になりました!」と報告。「37歳はマイペースにいこうかなと思ってます」と話した直後、本番前にトイレへ行くのを忘れたことを明かし、本当にステージを離れて会場を笑わせた。

 ドラムのTomoyaは、同所で行った無観客ライブを振り返り、「ここに戻ってきて、人がいるって幸せだって改めて思いました」と感慨深げ。「決して当たり前じゃないこの景色、この空間、みなさん楽しみましょう!」と呼びかけた。ギターのToruも「ただいま!やっと帰ってこれました!」と笑顔を見せ、「実際に顔が見られて幸せです」と重ねて喜びを語った。

 TakaはZOZOマリンスタジアムを「因縁の場所」と表現。「無観客、サマソニに出て叩かれたのもここだしね」と笑わせつつ、「ワンマンやるのは初なんです、ここで。自分たちのファンと向き合うことができて幸せです」と思いを伝えた。

■世界を巡って見つけた“希望”

 アコースティック編成でのステージや、ゲスト登場など特別な演出を挟んだあと、Takaが「寿司もフカヒレもステーキも全部食わせてやる!」と宣言し、「Bombs away」「Wonder」「Deeper Deeper」「69」「Start Again」「恋ノアイボウ心ノクピド」「Clock Strikes」をつないだメドレーへ突入。「Deeper Deeper」では特に強烈な盛り上がりが生まれた。

 終盤、Takaは「ONE OK ROCKが20年を超えました。本当に全部みなさんたちのおかげだと思ってます」と感謝。世界を巡った経験を振り返りながら、「悪いこともいいこともいつまでも続きません」「だから僕らは続ける重要性も改めて感じることができました」と語った。

 そして「どうか希望を忘れてほしくない。音楽はいつもみんなの背中を押してくれると思います」と観客へ伝え、「争い事は世界中いろんなところで起きます。でもせめて僕らのライブでは争いはやめてほしい」と訴えかけた。

 「+Matter」ではカラフルな照明と映像の中、Tomoyaの楽しそうなプレイがよりアグレッシブなグルーヴを生み、「Stand Out Fit In」では観客が一斉にしゃがんでから大ジャンプ。本編ラスト「Wasted Nights」は深い星空を思わせる映像とエメラルドグリーンの優しい光に包まれ、Takaが希望を真っすぐに歌い上げた。会場の大合唱を受け、胸をたたき、天を見上げながら圧倒的なロングトーンを響かせる。演奏を終えたメンバーの清々しい表情も印象的だった。

■大花火とともに「これが世界のONE OK ROCKだ!」

 アンコールの「We are」では、Takaがステージを飛び出し、会場後方から歌唱。「キミシダイ列車」では会場を走り回り、大きなモッシュピットも生まれた。

 「人生は思っているより短い、だから無駄にしないでくれ!」と呼びかけたTakaは、ステージへ戻ると印象的な笑顔を浮かべ、「ZOZOマリン、上出来!」「悔いだけは残したくない!もう一曲やって帰るから!」とラストの「Mighty Long Fall」が演奏された。

 4人が放つ熱量をファンが全力で返し、巨大なモッシュピットと強烈なヘッドバンギングの波が広がる。そして「これが世界のONE OK ROCKだ!」というTakaの絶叫とともに大花火が夜空を彩った。すべてを出し切ったTakaは最後にステージへ座り込み、全力を尽くした様子を見せた。

 鬼気迫るシーンも多く見られた昨年の日産スタジアム公演とは異なり、Takaが「みんなの力も借りながら作り上げていくライブにしたい」と語ったように、ファンの歌声やアクションも含めてひとつのステージを作り上げていくような場面が随所に見られた今回の公演。世界各地を巡ったONE OK ROCKが、“因縁”のZOZOマリンスタジアムでファンとともに作り上げた、喜びと希望にあふれる公演となった。

■セットリスト
M01. Fight the night
M02. Taking Off
M03. Prove
M04. The Beginning
M05. Make It Out Alive
M06. Puppets Can’t Control You
M07. Liar
M08. Delusion:All(Acoustic ver.)
M09. The Pilot </3(Acoustic ver.)
M10. Tropical Therapy
M11. Instrumental
M12. 777(YAO)
M13. ありふれた世界の果てに(YAO)
M14. C.U.R.I.O.S.I.T.Y.(YAO)
M15. One by One(YAO)
M16. MEDLEY
Bombs away
Wonder
Deeper Deeper / 69
Start Again
恋ノアイボウ心ノクピド
Clock Strikes
M17. +Matter
M18. Stand Out Fit In
M19. Wasted Nights
■ENCORE
EN01. We are
EN02. キミシダイ列車
EN03. Mighty Long Fall

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