ドジャースの大谷翔平(30)が2年連続自身3度目となるリーグMVPに輝いた。指名打者(DH)専任の選手が獲得するのはメジャー史上初。リーグをまたいでの2年連続受賞は史上初の快挙となった。
この日(現地21日)MLBネットワークの番組内で結果が発表され、MVP発表時は同僚のC.カーショウが「2024年MVPはマイチームメイト、ショウヘイ・オオタニ」と発表した。
さらに中継ではソファーに座った大谷が真美子夫人、愛犬デコピンとともに登場。カーショウが「オオタニ」と伝えると、真美子夫人が「(獲得)したって」と拍手。
デコピンはすぐにソファーから離れてしまい、気を取られた大谷は「やば、全然聞いてなかった」と画面を見つめるも、真美子夫人らとハグ。最後は拍手で祝福してくれた夫人と、“グータッチ”で受賞の喜びを分かち合った。
大谷はインタビューで「本当にドジャースの一員の一人として貰ったと思っているので、それくらいみんなでつかみ取ったものだと思っています」とドジャース1年目での獲得を喜んだ。
さらに「ワールドシリーズで勝てたというところが一番目指していたところではあるので。僕は代表として貰った賞だと思っているので。来年も引き続きチームみんなで頑張れるように、いまリハビリしているので、また復帰してシーズンを頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。
昨年9月に右肘を手術し、今季は打者に専念した大谷。「投手をやらないということで、今年は何かすごいことをしないとMVPを獲れないという気持ちはあった?」の質問に、「(今年は)ドジャースという新しいチームに来て、早くチームの一員としてファンの人、チームメイトに認められたいという思いだったので、特に前半戦はそういう感じでやっていましたね」と特に意識はしていなかったという。
「来年はサイ・ヤングとMVPを考えてる?」と聞かれると「そうなれたらもちろん最高だと思いますし、まずは復帰して、もう一回更に強くなったパフォーマンスを出して自信を持ってマウンドに上がるのが目標かなと思います」と答え、“二刀流”復帰を目指す来季以降は投手最高の栄誉とMVPの“2冠”も夢ではない。
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