第97回選抜高校野球大会（3月18日開幕・阪神甲子園球場）の出場校を決める選抜委員会が24日に行われ、出場する全32校（一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校）が発表された。

関東からは昨年初優勝を飾り史上4校目の春連覇を狙う健大高崎（群馬）や明治神宮大会の覇者、横浜（神奈川）が選出。今大会出場校のうち、センバツ初代王者の高松商（香川）が最多となる29回目の出場（歴代5位）を決めた。近畿は秋季大阪大会を制した履正社や史上3校目の春連覇を成し遂げた大阪桐蔭が近畿大会1回戦で敗退。大阪勢で唯一、大阪学院大が8強入りを果たすも不選出となり、大阪勢からの“出場無し”は第4回大会の1927年（昭和2年）以来、98年ぶりとなった。

21世紀枠は関東・東京から横浜清陵（神奈川）、九州から壱岐（長崎）の2校が甲子園初切符を掴んだ。

組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。

【出場校一覧】※2020年交流試合含む

■21世紀枠（2）
九州・壱岐（長崎）初出場
関東・東京・横浜清陵（神奈川）初出場

■北海道（1）
東海大札幌（北海道）10年ぶり7回目

■東北（3）
聖光学院（福島）3年ぶり7回目
青森山田（青森）2年連続4回目
花巻東（岩手）3年ぶり5回目

■関東・東京（6＋明治神宮大会枠1）
横浜（神奈川）6年ぶり17回目
健大高崎（群馬）3年連続8回目※
浦和実業（埼玉）初出場
千葉黎明（千葉）初出場
山梨学院（山梨）4年連続8回目※
二松学舎大付（東京）2年ぶり8回目
早稲田実業（東京）8年ぶり22回目

■東海（3）
大垣日大（岐阜）2年ぶり6回目
常葉大菊川（静岡）2年ぶり6回目
至学館（愛知）8年ぶり2回目

■北信越（2）
敦賀気比（福井）5年連続12回目
日本航空石川（石川）2年連続4回目※

■近畿（6）
東洋大姫路（兵庫）3年ぶり9回目
智辯和歌山（和歌山）2年ぶり16回目※
市和歌山（和歌山）3年ぶり9回目
天理（奈良）3年ぶり27回目※
滋賀学園（滋賀）8年ぶり3回目
滋賀短大付（滋賀）初出場

■中国（2）
広島商（広島）3年ぶり23回目
米子松蔭（鳥取）33年ぶり2回目

■四国（2）
明徳義塾（高知）4年ぶり21回目※
高松商（香川）2年ぶり29回目

■九州（4）
沖縄尚学（沖縄）2年ぶり8回目
エナジックスポーツ（沖縄）初出場
柳ケ浦（大分）20年ぶり3回目
西日本短大付（福岡）38年ぶり2回目

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