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青学大・太田蒼生、初マラソンは無念の途中棄権も「五輪金を獲るために一歩踏み出せた」前半日本新ペースで世界トップと渡り合う【東京マラソン】

スポーツ
2025-03-02 17:08

■東京マラソン2025(2日、東京都庁~東京駅前・行幸通り、42.195㎞)


9月に行われる東京2025世界陸上の代表選考会を兼ねた東京マラソンが行われ、青山学院大の太田蒼生(22)が、前半日本記録ペースの快走も後半大失速で順位を落とし、無念の途中棄権となった。


2月以降、箱根駅伝で活躍した青学大の“初マラソン組”が立て続けに学生新記録を更新し、4区区間賞の太田にも注目が集まったが、ほろ苦い“マラソンデビュー”に。


2月2日に行われた別府大分毎日マラソンで箱根5区の若林宏樹(22)が初マラソン日本最高(当時)の2時間6分7秒をマーク。大阪マラソン(2月24日)では、箱根の2区を走った黒田朝日(20)が2時間6分5秒をマークし、若林の学生記録を2秒更新した。


その6日後、太田が東京マラソンに満を持して挑んだが、終盤まで走りをキープできず、30~35kmの5kmは18分を要し、以降途中棄権となった。


この日、太田は今年2月に死去した同大駅伝チームの皆渡星七さん(享年21)を悼み、左胸に黒い喪章を付け初マラソンへ。序盤から果敢に攻めた走りをみせ、中間地点では日本人で唯一先頭集団に位置し、沿道のファンを沸かせていた。


レース後、太田は主催者を通じてコメントを発表し「今回のレースは低体温と低血糖により途中で離脱してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました」とリタイアの理由を話し、前半の快走を振り返った。


さらに今後に向けて「オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と気持ちを切り替え、28年の五輪挑戦へ意気込んだ。

【東京マラソン 男子結果】
1位 T.タケレ   2時間3分23秒
2位 D.ゲレタ     2時間3分51秒
3位 V.ゲティッチ 2時間4分00秒
****************
10位 市山翼  2時間6分00秒
12位 井上大仁 2時間6分14秒
13位 浦野雄平 2時間6分23秒
14位 池田耀平 2時間6分48秒
15位 丸山竜也 2時間7分6秒
17位 赤﨑暁  2時間7分48秒


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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