
■スノーボード・スノーリーグ決勝(日本時間9日、米・コロラド州アスペン)
オリンピック™で3度の金メダルを獲得し、”スノーボードの神”と言われるショーン・ホワイト(38、アメリカ)が創設した、新リーグ「スノーリーグ」 は、日本時間9日に決勝が行われた。男子は、2021年世界選手権覇者の戸塚優斗(23、ヨネックス)、女子は北京冬季五輪・銅メダリストの冨田せな(25、宇佐美SC)が優勝し、日本勢が男女揃って“初代王者”に輝いた。
男子の2位には、3季連続でW杯種目別王者に輝いた平野流佳(22、INPEX)、3位に北京五輪金メダリストの平野歩夢(26、TOKIOインカラミ)が入り、日本勢が表彰台独占の快挙を達成した。
1対1のトーナメント方式という五輪やW杯などと違うレギュレーションで行われた今大会の決勝ラウンド。準決勝では平野歩と戸塚の日本人対決が実現した。平野歩が、現状では最高難度とされるトリプルコーク1440(縦3回転+横4回転)を繰り出すが、戸塚はトリプルコークを温存し、平野歩よりも回転の種類で攻めて勝利をもぎ取った。
決勝に進んだ戸塚の相手は、平野流。2人は同世代であり、今回の遠征でもルームメイト。互いにトリプルコークを打ち合うハイレベルな戦いの結果、戸塚が平野流に2勝し、スノーリーグ初代王者の称号を手にした。
女子は、冨田が決勝でマディ・マストロ(25、アメリカ)を破り優勝。冨田はW杯カルガリー大会、全日本選手権、そして今回のスノーリーグも制し、好調を維持している。次戦は、今月末にスイスのエンガディンで開催されるFISフリースタイル&スノーボード世界選手権。男女とも、この大会で優勝すればミラノ・コルティナ冬季五輪代表に内定する。
*写真は左から戸塚優斗選手、冨田せな選手
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