
■第97回選抜高校野球大会(23日、阪神甲子園球場)
大会第6日目を迎えた春のセンバツ高校野球は23日、晴天の中計3試合が行われ、花巻東(岩手)や史上4校目の春連覇を狙う健大高崎(群馬)がベスト8進出を決めた。
第1試合(1回戦)日本航空石川(石川) 6ー7 東海大札幌(北海道)
第1試合に登場したのは1回戦最後の組み合わせとなった日本航空石川vs東海大札幌。1点ビハインドで後のない東海大札幌は9回表、2死一塁から双子の兄、3番・太田勝心(3年)が四球で繋ぐとその弟、4番・太田勝馬(3年)が適時打を放ち同点に。さらに5番・鈴木賢有(3年)の連続適時打で土壇場で勝ち越しに成功した。投げては4回途中から救援した背番号10・高橋英汰(3年)が5回1失点(自責0)の好投で流れを引き寄せた。
第2試合(2回戦)二松学舎大付(東京) 3ー6 花巻東(岩手)
2回戦に突入した第2試合はドジャース・大谷翔平(30)の母校、花巻東がカブス・鈴木誠也(30)の母校、二松学舎大付に勝利しベスト8一番乗り。試合は花巻東が5回までに4点を奪うなど主導権を握る展開。さらに8回にも2点を加えリードを広げた。敗れた二松学舎大付は7回裏、無死一塁から5番・永尾愛蓮(3年)にレフトスタンドへの今大会第2号、そして初の柵越えとなる2ラン本塁打が飛び出し反撃するも及ばなかった。
第3試合(2回戦)敦賀気比(福井) 3ー4 健大高崎(群馬)
第3試合は連覇を狙う健大高崎が5年連続出場の敦賀気比を破り8強進出を決めた。1回表から健大高崎は5番・栗原朋希(3年)の適時打で先制するなど4得点を挙げるビッグイニングを作る。先発した下重賢慎(3年)は9回途中3失点(自責2)と力投を披露し1点リードで逃げ切った。
【大会第7日】※2020年交流試合含む
第1試合(2回戦)9:00
横浜(神奈川・6年ぶり17回目) ー 沖縄尚学(沖縄・2年ぶり8回目)
第2試合(2回戦)11:30
西日本短大付(福岡・38年ぶり2回目) ー 山梨学院(山梨・4年連続8回目※)
第3試合(2回戦)14:00
東洋大姫路(兵庫・3年ぶり9回目) ー 広島商(広島・3年ぶり23回目)
※写真は花巻東ナイン
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