
■陸上・日本選手権1日目 女子400m予選(4日、東京・国立競技場)
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女子400m予選が行われ、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(21、日体大)が53秒48の全体2位で決勝進出を決めた。
女子100mと200mにもエントリーしていたアリエだが、最も得意としている400mに絞った。初出場となる日本選手権、その400m予選1組に登場したアリエは100m過ぎで早くも先頭に立つ。しかし、200mを過ぎると後続の選手たちに抜かれ4位に後退。それでも、残り100mを切った所で盛り返し、何とか2着に入った。タイムは53秒48だった。
「(8レーンなので)外側に選手がいなかったこともあって前半ちょっと抑えすぎた」と、レースを振り返ったアリエ。明日の決勝に向けて「初めての日本選手権なので、楽しく終われたらなって思います」と、笑顔を見せた。
5月3日の静岡国際陸上で51秒71の快走で優勝したアリエ。17年ぶりに日本記録(51秒75)を上回ったが、当時はペルー国籍だったため、日本記録は2008年に丹野麻美がマークした51秒75のままで、アリエは学生記録保持者となっている。9日の関東インカレでも52秒82をマーク、大会新記録で2連覇。6月6日の日本インカレでも53秒43をマークし大会2連覇を達成した。
アジア選手権で金メダルを獲得した松本奈菜子(28、東邦銀行)は予選3組に登場し、54秒14の組1着で決勝へと駒を進めた。女子400m決勝は明日行われる。
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