
連日熱戦が繰り広げられている第107回全国高校野球選手権大会。2回戦で聖光学院(福島)を下した山梨学院(山梨)が15日、翌日に控える3回戦の岡山学芸館(岡山)戦を前に兵庫市内で前日練習を行った。
ベスト8進出へ、鍵を握るのは2人の2年生エースだ。1人目は2回戦の聖光学院戦で先発として6回までノーヒットの快投を披露した菰田陽生(2年)。来年のドラフト候補にも挙がる身長194センチ、最速152キロの超大型右腕は軽めの調整で汗を流した。
ストレートが武器の菰田は「調子はどんどんよくなっていていい感じです」と清々しい表情をみせ「試合に勝つということにこだわりたい、その中で自分の一番いいプレーをみせたい」と投打での活躍を誓った。
その傍ら一緒に練習をこなしていたもう1人のエースは「菰田と仲良いですよ」と笑みを浮かべて話した檜垣瑠輝斗(2年)だ。長身の菰田とは対照的に身長176センチ、体重68キロと細身体型の左腕だ。
「持ち味はバッターの手元で曲がるスライダーです」と話す通り、真っ直ぐの軌道のまま落ちて曲がるスライダーが最大の武器。そんなスライダーの使い手・檜垣は菰田について「試合になると普段と人が変わって、公式戦になると(球速を)上げてくるんで簡単には打たれないと思う」と右のエースに絶大な信頼を寄せる。「どちらが先発でも中継ぎでも2人でっていうのは変わらないです」と意気込み「3年生は最後の大会なので、2人とも2年生で出させてもらっているので2人で協力していきたい」と寮の部屋も同じ2人が3回戦・岡山学芸館(岡山)戦へ挑む。
※写真:檜垣選手(左)と菰田選手(6月末撮影)
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