E START

E START トップページ > スポーツ > ニュース > ドジャース 逃げ切り先勝、今季ブルワーズに初勝利 大谷17打席無安打、“守護神”佐々木朗希は1失点で降板

ドジャース 逃げ切り先勝、今季ブルワーズに初勝利 大谷17打席無安打、“守護神”佐々木朗希は1失点で降板

スポーツ
2025-10-14 12:20

■MLB ナ・リーグ優勝決定シリーズ ブルワーズ1ー2ドジャース(14日、アメリカンファミリー・フィールド)


ドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦、敵地でブルワーズを対戦し、2ー1で今季ブルワーズに初勝利、2対0の9回に佐々木朗希(23)が登板し、1点を失って降板となった。“1番・DH”で出場した大谷翔平(31)は2打数無安打3四球。プレーオフに入って15打席ノーヒットが続いている。


劇的なサヨナラ勝ちでフィリーズを下して、2年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出したドジャース、歓喜のシャンパンファイトから3日、ミルウォーキーに移動してブルワーズと対戦。ドジャースは今季レギュラーシーズンではブルワーズに6試合で0勝6敗と一度も勝てていない。


7試合で4勝先勝のリーグ優勝決定シリーズ、1回、試合の流れを作る大谷の第1打席、しっかりボールを見極めて四球で出塁、先頭打者の役割を果たしたが、後続が続かず大谷は1塁で足止めとなった。


ドジャースの先発はB.スネル(32)、立ち上がりは1死から2番・C.イェリッチ(33)、3番・W.コントレラス(27)と得意のカーブで2者連続三振と3者凡退に抑えた。


第1戦からオープナーを使用したブルワーズは2回、2人目、Q.プリースター(25)が登板、四球で走者を許したが、ドジャースに得点を与えなかった。3回、1死走者なしでの大谷の第2打席、ここでも低めのボールをしっかり見極めていった。フルカウントから低めのボールをファウルで粘ると、8球目、カットボールを引き付けて逆方向に打ち返したがレフトフライに倒れた。


0対0で迎えた4回、ドジャースは1死満塁のチャンスを迎えて7番・M.マンシー(34)、センターへ大きな飛球を放ち、ブルワーズのセンター・S.フレリック(25)が背走して、ジャンピングキャッチを試みたが、打球はグラブを弾きフェンスに当たってフレリックがキャッチ。3塁走者のT.ヘルナンデス(32)はキャッチされたと思いタッチアップを試みたが、インプレーだったためにホームはフォースアウト。さらに2塁走者も進塁しておらずに、ブルワーズのキャッチャー・コントレラスが3塁ベースを踏み、なんとセンターゴロ併殺打。ドジャースベンチの抗議も覆らずに併殺打で大チャンスを潰してしまった。


ビッグチャンスを潰したドジャースだったが、スネルは冷静、その裏、先頭打者の1番・J.チューリオ(21)、2番・イェリッチから2者連続三振を奪うと、3番・コントレラスのボテボテのピッチャーゴロも素早いフィールディングで冷静に1塁へ送球。大チャンスを潰した次のイニングをしっかり抑えた。


5回、ドジャースは先頭の8番・E.ヘルナンデス(34)がレフト線へのツーベースで出塁、1死二塁で大谷の第3打席、ブルワーズベンチは申告敬遠を選択した。2番・M.ベッツ(33)がセンター方向へ強い打球を放ったが、シフトを取っていたセカンドの正面で併殺打。ドジャースは2イニング連続併殺打で得点が奪えなかった。


それでも6回、ブルワーズ3人目、C.パトリック(27)から4番・F.フリーマン(36)が96マイル(156キロ)のストレートを捉えると、ライトスタンドへプレーオフ1号の先制ホームラン。貴重な先取点を奪い、試合が動き始めた。


5回までブルワーズ打線をわずか1安打に抑えているスネル、6回も先頭の7番・C.ダービン(25)、8番・I.コリンズ(27)と2者連続三振と安定したピッチングを見せた。7回、大谷の第4打席、シンカーを捉えたが、打球は上がらずにファースト正面へのゴロ、久しぶりに鋭い当たりを見せた。


8回のマウンドにも立ったスネルは簡単に内野ゴロで2死を奪うと6番・フレリックにはカーブで見逃し三振を奪い10奪三振、3回先頭打者にヒットを打たれてから17人をパーフェクトに抑えた。
ドジャースは9回、1死二、三塁で大谷の第5打席、2打席連続で申告敬遠。1死満塁で2番・ベッツが押し出しの四球で貴重な追加点。


そして、2対0で迎えた9回には佐々木朗希(23)がマウンドへ、先頭の7番・ダービンに対し、159キロのストレートで詰まらせてサードフライ。8番・コリンズにはカウント3-1から7試合ぶりとなる四球。9番・代打のJ.バウアーズ(29)にはフルカウントからストレートを捉えられてセンターオーバーのツーベース。


1死二、三塁で迎えるは1番・チューリオ、1球目をセンターへ弾き返されて、犠牲フライ。1点差に詰め寄られると、2番・イェリッチに四球を与えると、D.ロバーツ監督(53)が動き、佐々木を降板、B.トライネン(37)をマウンドへ。3番・コントレラスに四球を与えて、2死満塁のピンチ。迎えるは4番・テュラングを最後は空振り三振。ドジャースは薄氷を踏む勝利で先勝した。
 


【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
見つかった娘(14)の遺体には「身を守れ」と父が願い伝えた“長袖・長ズボン”「1羽じゃかわいそう」中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きた証”
「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ