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千葉百音 77.27点のSP自己ベストで首位発進!坂本花織は冒頭のジャンプ無効で涙の5位発進【GPファイナル】

スポーツ
2025-12-05 22:37

■フィギュアスケート・グランプリファイナル(5日、愛知・IGアリーナ)


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女子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、昨季ファイナル2位の千葉百音(20、木下グループ)が77.27点の自己ベストをマークし、首位スタートを切った。


日本のエース・坂本花織(25、シスメックス)は序盤のジャンプミスが響き、69.40点の5位で出遅れてしまった。25年世界選手権・金メダルのアリサ・リウ(20、アメリカ)が75.79点の2位、初出場の中井亜美(17、TOKIOインカラミ)が3位で翌日のフリーに挑む。


最終滑走の千葉は、序盤で3回転フリップ-3回転トウループの連続ジャンプを決めると、ダブルアクセルも落ち着いて着氷。後半の3回転ルッツも成功させ勢いに乗ると、明るい曲調に合わせたスピン、ステップで会場を沸かせ、ノーミスに近い演技を披露した。


坂本は冒頭の3回転ルッツが2回転になるミス(無効の0点)でスタート。ダブルアクセル(2回転半)は鮮やかに決めると、後半の3回転フリップー3回転トウループの連続ジャンプも余裕を持って着氷。終盤まで持ち味のスピードをキープし、流れのあるステップで会場を沸かせた。演技を終えてリンクの外に出ると、コーチの前で悔し涙を流した坂本だが、キス・アンド・クライでは笑顔に戻り、会場の声援に応えてフリーでの巻き返しを狙う。


【女子シングルSP結果】
1)千葉百音 77.27点
2)アリサ・リウ(アメリカ)75.79点
3)中井亜美 73.91点
4)渡辺倫果 70.68点
5)坂本花織 69.40点
6)アンバー・グレン(アメリカ)66.85点


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