
■J1昇格プレーオフ決勝 ジェフユナイテッド千葉 1-0 徳島ヴォルティス(13日、千葉・フクダ電子アリーナ)
J1昇格プレーオフ決勝が行われ、ジェフユナイテッド千葉が1-0で徳島ヴォルティスを下し、17年ぶりのJ1昇格を決めた。千葉は2012年と14年にプレーオフ決勝で敗れており、今回、三度目の正直で悲願を達成した。前半は両チーム、一進一退の攻防が続きスコアレスで折り返す。後半、劣勢に回った千葉だったが、24分にC.ジュニオ(31)のヘディングシュートで先制。その後、徳島の猛攻を振り切り1点差のまま逃げ切った。
7日に行われた準決勝で、千葉はRB大宮アルディージャに3点を奪われる絶体絶命の展開から終盤に4連続ゴールを決める4-3の大逆転劇で劇的な決勝進出を決めた。徳島もジュビロ磐田に先制されたものの、終盤に追いつき1-1の引き分けに持ち込んだ。J2での年間順位が上位の徳島(徳島4位、磐田5位)が決勝へ進んだ。
J2・3位の千葉と4位・徳島の一戦となったJ1昇格プレーオフ決勝。まずは前半5分、徳島が右サイドからゴール前のクロスにT. アンデルソン(27)がシュートを放つ。千葉もその直後、右サイドからのクロスに反応したC.ジュニオ(31)がシュート。さらに、徳島のアンデルソンが強烈なミドルを打てば、千葉もゴール前のボールを頭でつなぎ、石川大地(29)が強いシュートを放つなど、序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わるゲームが続いた。
20分、千葉は相手ゴール前でボールを細かくつなぎ、最後はC.ジュニオが振り向きざまにシュートを放つが、徳島のGK田中颯(26)のファインセーブにあう。中盤を過ぎると、千葉がボールを保持し、サイド攻撃やセットプレーなどで相手陣内に攻め込む場面が目立ったが、徳島の堅守の前にゴールは奪えず0-0のスコアレスで前半を折り返した。
後半に入ると、勝利でしか昇格できない徳島が序盤から猛攻を見せる。13分には右サイドからゴール前ファーサイドへのクロスを山越康平(32)が頭で折り返すが、DFに阻まれる。その直後には、L.バルセロス(27)からのパスをアンデルソンが直接ボレーシュート。これはクロスバー直撃で惜しくもゴールならず。
守りに回っていた千葉が攻勢に転じる。24分、カウンター攻撃から右サイドを高橋壱晟(27)が抜けてゴール前へクロス。走り込んだC.ジュニオが頭で合わせて、ゴールネットを揺らし、劣勢だった千葉が1点を先制する。その後、前がかりに攻めてくる徳島を千葉のDF陣が体を張りゴールを死守、虎の子の1点を守り切り1-0で勝利した。
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