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「正真正銘の馬鹿野郎だなって」渡部暁斗が競技人生に感謝「やりすぎたって思う部分も...かけがえのない時間だった」

スポーツ
2026-03-17 16:34

今季限りで現役引退を表明しているノルディックスキー複合の渡部暁斗(37、北野建設SC)が17日、現役最後の試合を終え帰国した。


ノルウェーのオスロで行われたワールドカップ(W杯)複合の個人最終戦では38位。“スキーの聖地”とも言える場所で現役生活にピリオドを打った。


この日、羽田空港に到着し、取材に応じた渡部は「もう本当に感無量っていう感じですね」と溢れる思いを口にし、「たくさんの愛と敬意を感じた1日になり、言葉に言い表せないくらい嬉しかった。本当に盛大に祝われながら試合をしていたので、スーツも特別なジャンプスーツでしたし」と“ラストラン”も振り返った。


W杯では通算19勝を挙げ、荻原健司と並ぶ日本人最多タイの記録に。「本当に幸せな競技人生だったなと思います。もうそれ以上のことはない。自分のことに一生懸命だったはずなんですけど、それが誰かに対して何か影響を与えられたのかなというのを最後に感じられて、周りからの気持ちみたいなものを最後たくさん感じて終われたので、幸せな競技人生でした」と清々しい表情で話した。


これまで長く続けられた要因として「好奇心が一番大きい」とし「これだけ長く、今思えば長くやってしまったなっていうような、気づいたら今こんなにも時間が経ってたというような、没頭できるものと出会えたのはすごくありがたかった」と話した。


そんな自身を「正真正銘の馬鹿野郎だなって感じですね」と表現した渡部は、「長く、好きなことに夢中になれたっていうのはすごく本当にかけがえのない時間だったと思いますし。ただ何て言うんですかね。やりすぎたって自分でも思ってる部分もありますし、それだけの時間の中で、たくさんの人に支えられたりとか迷惑をかけたこともありましたし、良くも悪くも、本当に馬鹿正直にここまできたという意味で、正真正銘の馬鹿野郎って感じです」と現役生活を振り返った。


今後については家族との時間を大事にしながら、少しゆっくり考えるという渡部は「20年走り続けてきたので、少し立ち止まる時間もあってもいいのかなと今は思ってます」とこれまでとは違う時間を家族とともに過ごす。


これまでオリンピックには、2006年のトリノ五輪から今年2月のミラノ・コルティナ五輪まで6大会連続出場を果たした渡部。14年のソチ五輪、18年の平昌五輪では、個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルに輝き、22年北京大会では個人ラージヒルと団体で銅メダルを獲得した。


20年に及ぶ五輪の戦いを終えた後、「道なき道を自分でかきわけてここまで来て、それが面白かったっていうのもありますし、道を極められたっていう気は全然していなくて、まだ道半ばで諦めるっていう感じなんですけど」と振り返り、「最後に道半ばで散っていった桜が、この先を行く若い選手たちの道しるべみたいなものになってくれたら本望です」と話していた。
 


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