
■MLB 地区シリーズ ブレーブス 1ー3 ドジャース(日本時間7日、トゥルイスト・パーク)
【日程一覧】3連覇に挑む大谷翔平、山本由伸らのドジャース2026年
ドジャースは敵地で行われたブレーブスとのポストシーズン(PS)地区シリーズの第3戦に勝利し2勝1敗。5試合制で3勝先取のため、優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。先発した山本由伸(28)は7回、98球を投げて被安打4、奪三振10、四死球1、失点1(自責点1)の好投で試合を作り、今PS初勝利を挙げた。
試合後、山本は「今日すごく良い感覚になったというか、どのボールも良いところに投げれましたし、試合の中でもどんどん調子が良くなっていったので、調子が良い証拠というかそういった場面がたくさん見られました」と振り返った。
試合は4回にE.ヘルナンデス(35)の2ラン本塁打で先制すると、F.フリーマン(37)にもソロ本塁打が飛び出し一挙3点を挙げた。投げては先発の山本が7回1失点10奪三振の好投、リリーフ陣もリードを守り切り、勝利を手繰り寄せた。
この日は球数を気にしながらも、長いイニングを投げることを意識したという山本。「いつも1イニングずつということを心がけていますけど、今日はポストシーズンに入ったので1イニングずつ投げるということが長いイニングを投げることに繋がるなと、自分の中で大切にしていますが、今日は最悪失点しなければ球数がかかってもいいかなという気持ちで厳しいところに投げていきました」。
ブレーブスの先発はサイ・ヤング賞投手のC.セール(37)。山本は前回セールと投げ合った際に先制点を許し、そのまま敗戦を喫していた。しかしこの試合では「先制点にこだわってというか気にして登板して、チームメイトが一気に3点取ってくれたのでそこでさらに思い切って投げていきました」と序盤の援護を力に変えた。
エース対決となった一戦で7回1失点10奪三振の快投を見せた山本だが「投げ勝った気持ちはない」と冷静。「今日の勝利はチームにとって大きかったと思います。あともう1勝、チーム全員で勝ちたいと思います」と個人の結果より、チームの勝利を強調した。
指揮官のD.ロバーツ監督(54)は「本当に素晴らしい投球だった。5回は少しプレッシャーがかかる展開になった。それでも状況をうまくコントロールして、最少失点で切り抜けた。そのあとさらに2イニング投げてくれたのも、本当に見事だった」と山本の投球を絶賛。
続けて「彼は大事なところでしっかり投げ切る術を持っているし、自身で落ち着かせることができる。今夜、ミスと呼べるのは2球くらいだった。オルソンへの初球と、トーマスへのカッターが甘く入った。それ以外は本当に素晴らしく、7回まで投げてくれたことで第4戦に向けてブルペンもかなりいい状態にある。いくら褒めても足りないよ」と信頼を口にした。
また、この試合で2打数無安打1四球だった大谷翔平(32)についても言及。「今夜は捕手妨害で出塁した場面もあった。打席での意図や内容自体は、前より良くなっていたと思う。彼が大活躍しなくても試合に勝てているのはいいこと。でも、翔平は必ず目覚める。その時は来るよ」と期待を寄せた。
敵地で大きな1勝を手にしたドジャース。これで地区シリーズ突破まであと1勝。球団史上初となるワールドシリーズ3連覇へ、優勝決定シリーズ進出を懸け、第4戦に臨む。
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