勤務していた中学校で教え子に性的な暴行を加えてけがをさせた罪などに問われている元校長の初公判で、元校長は準強姦傷害の罪について起訴内容を否認しました。

練馬区立の中学校の元校長・北村比左嘉被告（57）は、勤務していた中学校で教え子の女子生徒に対し、「マッサージをする」と嘘をついて呼び出し、性的な暴行を加えてけがをさせた準強姦傷害などの罪に問われています。

きょう東京地裁で開かれた初公判で、北村被告は準強姦傷害の罪について起訴内容を否認しました。

検察側は、「従わなければ不利益を受けかねないという抵抗できない心理状態にさせ、被害者をいいなりにさせた」と指摘しました。

一方の弁護側は、「被害者から拒絶される言動などは一切なかった」と主張しました。

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