自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、東京地検特捜部は、萩生田光一衆院議員の政策担当秘書と世耕弘成衆院議員の資金管理団体の会計責任者を再び不起訴としました。
不起訴となったのは、萩生田光一衆院議員の政策担当秘書と世耕弘成衆院議員の資金管理団体の会計責任者の2人です。
2人は、自民党安倍派の政治資金パーティーのパーティー券収入を、萩生田議員と世耕議員がそれぞれ代表を務める政治団体の政治資金収支報告書に記載していなかったとして、大学教授から政治資金規正法違反の罪で刑事告発されるなどしていました。
特捜部は今年5月、2人を不起訴としたものの、今年10月、検察審査会が「不起訴は不当」と議決し、特捜部が再捜査していました。
特捜部はきょう(26日)、2人を再び不起訴としました。
いずれも、悪質性が低いとして起訴を見送る「起訴猶予」ということです。
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