東京・新宿区で路上で寝込んでいた男性から現金などが入った財布を盗んだとして男2人が警視庁に現行犯逮捕されました。
窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのはいずれも職業不詳の龍浩一容疑者(55)と大城義信容疑者(65)です。
龍容疑者らはきのう(28日)午前2時半ごろ、新宿区新宿の歩道で酒に酔って寝込んでいた男性(42)から現金9000円や運転免許証などが入った財布を盗んだ疑いがもたれています。
警視庁によりますと大城容疑者が介抱するふりをして男性の肩を組み龍容疑者が後ろからバックを開けようとしましたが開けられず、2人は一度、男性から離れたということです。
その後、2人は再び男性に近づき、大城容疑者が男性の上着の右ポケットから財布を抜き取ったということです。
2人は警戒中だった警視庁の捜査員にその場で取り押さえられました。
取り調べに対し、龍容疑者は「お金が無く生活に困って盗んでしまった」と容疑を認めているということですが、大城容疑者は「突然目の前で男性が倒れたので介抱しただけ」と容疑を否認しています。
新宿区内では、介抱するふりをして肩を組んだりキャッチを装い親しげにハグをしたりして、財布やスマートフォンなどを盗む「抱きつきすり」と呼ばれる窃盗事件が複数起きていて、警視庁は2人に余罪があるとみて調べています。
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